イカ天とは

三宅裕司のいかすバンド天国、通称イカ天。
1980年代後半の第2次バンドブームの時の深夜番組『平成名物TV』内の一コーナー
の一つでアマチュア/インディーズバンドが世に出るきっかけにもなった勝ち抜きオーディション的な番組です。
この第2次バンドブームの火付け役になったと言われていて、今もなお活躍しているバンドや、解散はしてしまっているが、ソロとして活躍している方などを輩出しています。

フライングキッズ

FLYING KIDS/幸せであるように [MUSIC VIDEO CLIP] - YouTube

出典:YouTube

三宅裕司のいかすバンド天国で、初代グランドキングとなったのが「フライングキッズ」です。
今はソロとして活躍しているボーカル浜崎貴司さんを中心とした7人組のファンクバンドです。
1989年に三宅裕司のいかすバンド天国、通称イカ天に出場し、当時キングであったGENを倒して3代目イカ天キングになりました。その後、5週勝ち抜き達成し、初代グランドキングとなります。そして、シングル「幸せであるように」でメジャーデビューしました。
その後も、初期にはファンクミュージックを前面に出した曲を中心に、1994年頃からは「恋の瞬間」「風の吹き抜ける場所へ」「とまどいの時をこえて」等ポップ路線を取り入れていき「暗闇でキッス〜Kiss in the darkness〜」「ディスカバリー」などのスマッシュヒットを連発していました。
が、1998年に惜しまれつつ解散。その後もボーカルだった浜崎貴司さんはソロとして現在も活躍しています。

BEGIN

BEGIN/恋しくて - YouTube

出典:YouTube

沖縄県石垣市出身のアコースティックバンド。
1989年にイカ天初登場。その週グランドイカ天キングに挑戦しようとしていたNORMA JEANへ挑んだ結果、そのレベルの高さにイカ天キングは入れ替わり、12代目イカ天キングになりました。
それから5週を勝ち抜き2代目グランドイカ天キングとなった彼らですが、当時彼らの名を全国に知らしめたデビュー曲である名曲「恋しくて」は辛口の審査員たちも固唾を呑んで聴き入るほどでした。デビュー以降は、沖縄ミュージックを代表するバンドへと成長し、今でも活躍しているバンドです。

当時中学生位で、良く夜更かししながら見ていた番組です。
個性的なバンドも多く、特に「たま」はかなりなインパクトのあったバンドでした。
勝ち抜き方式だったので毎週楽しみに見ていたのを覚えています。
今回紹介したフライングキッズの浜崎貴司さんやBEGINは今でもテレビに出ていますし
個人的にも曲を聴いているので、これを書いているときはかなり懐かしかったです。

関連するまとめ

どっちがどっち?「池田屋事件」と「寺田屋事件」

「池田屋事件」と「寺田屋事件」。似ててややこしいけど、それぞれ歴史的大事件です!

合成甘味料とは?

使用量が少量でよいため、砂糖に比べて摂取カロリーを大幅に抑えられるメリットがあります。

勝負事の勝利の女神とは誰のこと?

試合に勝ったアスリートには「勝利の女神が微笑んだ」とよくいわれます。「勝利の女神」は、ギリシア神話に登場する…

関連するキーワード