アルビレックス新潟にとってはホーム開幕戦となるこの試合。内容、結果をまとめていきたいと思います。

どちらも互いに譲らない前半

まず最初にビッグチャンスをつかんだのはアウェイの清水エスパルスでした。30メートルほどの距離で右サイドからのフリーキック。私は中で合わせるかと思っていましたが、新加入でこの試合ボランチのポジションに入った野津田選手が左足で放ったボールは大きな弧を描いてクロスバーを叩きました。するとそのあとアルビレックス新潟はコーナーキックのボールを矢野選手がヘディングでドンピシャで合わせましたがこちらもクロスバーを叩きました。互いに肝を冷やしたシーンになりました。これら以外のシーンではアルビレックス新潟にチャンスシーンが目立った印象です。

待望の先制点は…

後半はゴール前でのシーンが少なくなっていましたが、後半31分に待望の先制点が清水エスパルスに生まれます。六平選手と白崎選手のワンツーから六平選手が鋭い右サイドへの展開。それを枝村選手がダイレクトで中に入れて、そこに飛び込んだのは鄭大世選手。見事にゴールネットを揺らします。これで鄭大世選手は前節に続いて2試合連続のゴールとなりました。その後はアルビレックス新潟のスーパーサブ、田中達也選手を中心に清水エスパルスゴールを襲うものの、逆にロスタイムに追加点を加えます。果敢にあがっていった左サイドバックの松原后選手がゴール前で左足を振り抜くと、キーパーに弾かれたもののボールの勢いは収まらず、そのままゴールへ。これが松原選手にとってのJ1初ゴールとなりました。このまま試合は終了し、2-0で勝利をおさめました。清水エスパルスはJ1の舞台で久しぶりの連勝となり、ホームに戻れることになりました。鹿島アントラーズとの試合も楽しみです。

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