ラリー・メキシコ開幕!ハンニネンが初日トップに!

9日、WRC第3戦メキシコがスタートし、最初の2SSを終えてトヨタのユホ・ハンニネンがトップに立った。2番手にMスポーツのオット・タナク、3番手にシトロエンのクリス・ミーク、第2戦のラリー・スウェーデンの勝者であるラトバラ8番手につけた。

競技2日目は、サービスパークが置かれるレオンの周辺でグラベルステージが行われる。

映画の舞台にもなった歴史的地区で迫力のラリー!

ラリーメキシコ初の試みとなる首都メキシコシティでのSS1は、市中心部の歴史的地区「ソカロ」での市街地ステージが戦いの舞台となった。メキシコシティ中心部になるソカロは、歴史的な建造物に囲まれた広場で、最近では映画、007シリーズ「スペクター」のオープニングで激しいアクションシーンの舞台にもなっている。今回のSS1では映画に負けないぐらいスペクタクルなラリーが、大観衆の前で展開された。

WRC - Rally Guanajuato México 2017: CDMX Street Stage - YouTube

出典:YouTube

全長1.57kmのコースを2回走行し、その合計タイムが結果となるSS1は夕方6時過ぎにスタート。走行1回目は雨で滑りやすいコンディションとなったが、比較的雨が弱いタイミングで走行したハンニネンがトップタイムを記録。その後雨量が増え、ラトバラは8番手タイムで1回目の走行を終えた。2回目の走行が始まる頃には雨は止み、路面は徐々に乾いていった。ハンニネンは落ち着いた走りで5番手タイムを記録。2回の走行の合計タイムで総合トップに立った。また、ラトバラは2回目の走行でも8番手タイムを記録し、総合8位で競技初日を走りきった。

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