「スコッチ」
スコッチ・ウィスキーのことです。
スコットランドで製造されているウィスキーで、日本では五大ウィスキーに数えられているブランドです。
五大ウィスキーとは、スコッチウィスキー、アイリッシュウィスキー、アメリカンウィスキー、カナディアンウィスキー、そしてジャパニーズウィスキーのこと。
そのスコッチウィスキーは、イギリス北部のスコットランド及び周辺の島で作られているウィスキーのことで、スペイサイド・ハイランド・ローランド・アイラ・キャンベルタウン・アイランズという６つの地域があり、それぞれ全く違った特徴を持っているので「スコッチ」という大きなくくりで特徴を言い表すのはほぼ不可能です。
ただ、製法の糖化から発酵、そして蒸留、成熟までスコットランドで行われていれば、すなわちスコッチと呼べるウィスキーとなるようです。
そして更にスコッチはややこしく、シングルモルトとブレンデッドという種類に分かれます。

1つの樽で熟成されたモルトウイスキーのみを瓶詰めしたもので、シングルモルトは1つの蒸留所で作られたモルトウイスキーを瓶詰めしたものとなります。ブレンデッドモルトは複数の蒸留所で作られたモルトウイスキーを混合して瓶詰めしたものになります。

すべてのシングル・モルトの原点として評され、手本としてウイスキーの造り手からも愛されてきたザ・グレンリベット。
ザ・グレンリベットに使用される大麦は、スコットランド産の最高品質の二条大麦だけを使用しているようで、大麦には春に種が蒔かれるスプリング・バーレーと、 冬に種が蒔かれるウインター・バーレーとがあり、 ザ・グレンリベット蒸留所が原料として使用しているのは、スプリング・バーレーと、とてこだわりをもって今尚、製造されている一級品ウィスキーです。
価格は年代によってまちまちですが、よく市場で販売されているのはザ・グレンリベット12で、約3,500円ほど。

「熟成の頂点に達した原種のみをブレンド。ブレンダーの技術が造りだす、何層にも折り重なった複雑な味わい」
これがジョニー・ウォーカーの謳い文句！
特にブルーラベルともなれば、1000樽のうち僅か1樽の割合でしか存在しない、熟成の頂点に達した原種のみをブレンドということなので、初心者にはなんだかわからない逸品とも言えるのではないでしょうか。
「芳醇で、少しスモーキー。蜂蜜とフルーツが滑らかに層をなし、徐々にウッディーな香りへと変化。そして力強く心地よい余韻がゆったりと長きます」とありますが、こちらはある程度ウィスキーそのものに慣れてから口にした方が、その価値を見出せそうですね。
価格は約11,000円ほど。大切な人へのギフトにも良いですね。