先月開幕したJリーグは先週、全国各地で2節が行われました。応援している清水エスパルスを中心に私なりに全試合まとめてみたいと思います。

FC東京対大宮アルディージャ

開幕戦で昨シーズン王者、鹿島アントラーズを破ったFC東京はホーム開幕戦に大宮アルディージャを迎えての戦いです。大宮アルディージャはホームで迎えた川崎フロンターレとの一戦でしたが、小林悠選手と中村憲剛選手にゴールを奪われ0-2で敗戦。今期の初勝利の瞬間を見届けるために多くのアルディージャサポーターも味の素スタジアムに駆けつけました。それでは試合を振り返りましょう。

流れを変えた選手交替

試合の前半は互いに連携を欠いてロングボールに頼る展開になり、スコアレスで折り返します。後半に入るとFC東京は中島選手を投入すると積極的な仕掛けでアルディージャゴールに迫ります。すると後半21分、左サイドから流れてきたボールを森重選手が振り抜きます。強烈なシュートは一度塩田選手に弾かれるものの勢いそのままにゴールへ。FC東京待望の先制点が入ります。その後はコーナーキックから大宮アルディージャがビッグチャンスを作ったものの林選手が神憑り的なセーブでゴールを死守します。終了間際には中島選手の追加点もあり、アルディージャはここで万事休す。FC東京は開幕2連勝、逆に大宮アルディージャは開幕2連敗となりました。

ジュビロ磐田対ベガルタ仙台

開幕戦、セレッソ大阪との一戦でスコアレスドローに終わったジュビロ磐田はヤマハスタジアムで迎えるホーム開幕戦ではベガルタ仙台と対戦します。開幕戦こそ無得点に終わったものの中村俊輔選手や川又選手要する攻撃陣が爆発するのか期待がかかります。一方ベガルタ仙台は開幕戦で昇格組の北海道コンサドーレ札幌を相手に1-0の完封勝利をあげています。昨シーズンはともに残留を争ったチーム同士の対戦。それでは試合の中身にふれていきます。

2試合連続の無得点

前半から積極的にシュートを放つ、川又選手。中村選手の蹴ったコーナーキックにあわせたヘディングはポストを叩き、惜しくもゴールならず。後半に入っても多少距離があろうが構わず、貪欲にゴールを狙っていました。しかし結ばれることはなく、逆にゴール前の混戦からベガルタ仙台の奥埜選手が右足を振り抜くと、ポストを叩いてゴールに吸い込まれました。このゴールを守りきり、ベガルタ仙台は開幕2連勝、ジュビロ磐田は1分1敗となりました。

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