6日、国際親善大会アルガルベ杯（ポルトガル）の１次リーグ最終戦が行われ、なでしこジャパン（世界ランク7位）はノルウェー（同11位）に2-0で勝利した。

4日のアイスランド戦に続く2連勝を飾り、グループステージの成績を2勝1敗とし、グループ2位で順位決定戦に挑む。なでしこジャパンは大会最終日の8日、5位/6位決定戦でオランダ女子代表と対戦します。

日本はショートパスを中心とした攻撃、ノルウェーは手数をかけない縦に速い攻撃とタイプの違いはあったが、互いにシュートまで持ち込む攻撃を繰り出した。しかし、ともにゴールには至らずスコアレスのまま前半終了。

後半も一進一退の展開のなか、後半14分、籾木結花のラストパスを受けた横山久美がトラップから右足を振り抜くと、シュートはGKの頭上を破りクロスバーに当たってゴール内へ飛び込んだ。

試合終了間際の後半44分にも、右サイド深くを破った日本は後半から出場の中里優がファーサイドにクロスを上げ、途中出場の田中美南がヘディングシュート。これがゴールポストに当たったが、こぼれ球を横山が押し込み、2-0とリードを広げてゲームを締めくくった。