打席と打数の違い

意外とわかりづらいのが、この「打席」と「打数」の違い。
よく野球では、「500打席400打数100安打」などと、打席数と打数の数が違う表記がされていると思います。どう違うのかを説明していきたいと思います。

打席とは、純粋に打席に立った数。

打数とは、打席数から「四球、死球、犠打、犠飛、打撃妨害、走塁妨害」の数を差し引いた数。

四球、死球は投手のミスのため打数には入らず、犠打、犠飛は自らを犠牲にした手段なのでこちらも打数には含まれません。

打率は「安打数÷打席数」が打率となります。

インフィールドフライとは

インフィールドフライとは、ノーアウトもしくはワンアウトで走者が一塁二塁もしくは満塁の際に、打者がフェアゾーンにフライを打ち上げ、それを内野手が捕球できる際に適応されるフライのことで、インフィールドフライがジャッチされると打者はアウトの判定になる。
なぜこのようなルールがあるかというと、故意に落球をし、他の走者をアウトにできないようにするためです。落球をしてしまうと、ランナーは次の塁に行かなくてはならなくなり、アウト数を増やすという手段を守備側は取ってしまいます。それを防ぐためにインフィールドフライというルールが存在します。

ワイルトピッチとパスボールの違い

たまに投手が投げたボールをキャッチャーが捕球できず後ろに逸らし、ランナーな進塁する場面があります。
その際、ワイルトピッチもしくはパスボールという判定が下されます。
ワイルトピッチとパスボールの違いは何なのでしょうか。

ワイルトピッチとは、投手が投げたボールがショートバウンド、暴投などで外れ、捕手が捕球できないことを言います。

パスボールとは、投手が投げたボールが、捕手が捕球できるのにも関わらずボールを逸らしてしまうことを言います。

ワイルトピッチは投手にエラー、パスボールは捕手にエラーが付きます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
野球にも非常にわかりづらいルールがたくさんあります。
シリーズで紹介していきたいと思いますので、この機会に野球を好きになっていただけたら幸いです。
次回もお楽しみに。

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