昨シーズン6位 オリックスバファローズ

昨シーズンは、開幕から13試合連続無本塁打という2リーグ制になってからワーストとなる記録を樹立してしまい、チーム打率、得点、安打数、チーム防御率がリーグワーストと、4年ぶりの最下位となり、投打に不安が残ったオリックスバファローズ。チームの顔であった糸井嘉男選手が阪神タイガースへ移籍など、1からチームの立て直しが急務となっている現状。
今シーズン、上位進出の鍵となる選手たちを紹介していきたいと思います。

投手の注目選手

まずは金子千尋選手。
プロ入り11年で、MVP1回、沢村賞1回、最多勝2回、最多奪三振1回、最優秀防御率1回など数々のタイトルを獲得したことがある球界を代表するオリックスバファローズのエース、金子選手ですが、ここ2年、右肩痛に悩まされ2年連続で二桁勝利を逃しています。プロ入り11年で6回の二桁勝利を収めている金子選手の復活はオリックスの上位進出に必要不可欠。今シーズンの復活に期待です。

もう1人の注目選手は山岡泰輔選手。
山岡選手は昨シーズンオフにドラフト1位で東京ガスから入団した選手で、172センチと投手として小柄ながらMAX152キロの豪速球を投げる即戦力選手。高校時代は、広島県大会決勝で現ジャイアンツの田口選手と投げ合い、延長15回を1安打無失点という好投で引き分け再試合に。再試合でも9回無失点の完封勝ちで勝利を収め、甲子園出場を決めた話は有名で、あのメジャーリーガーのダルビッシュ有選手からも注目されている選手です。
社会人ナンバーワンの肩書きを引っさげオリックスバファローズに入団した山岡選手。是非山岡選手を覚えておいてください。

野手の注目選手

打者の注目選手は吉田正尚選手。
2015年のドラフトで1位入団した吉田選手。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、オープン戦から頭角を現し、開幕スタメンを勝ち取ると、開幕戦で5打数2安打の活躍。その後怪我で戦列を離れたが、63試合出場で、ルーキーではチーム31年ぶりとなる二桁ホームラン(10本)放った逸材。シーズン後に行われた、アジアウィンターリーグでは全18試合に出場し、打率,556、6ホームラン、30安打、57塁打、29打点の大活躍で、これらの5部門全てでトップの成績を残し、このウィンターリーグで最優秀打者に選ばれた。オリックスバファローズのみならず、球界を代表する選手にもなれる可能性がある吉田選手。今シーズンの打撃陣の中心人物になること間違いなしの選手です。

今シーズンの展望

チームの大黒柱であった糸井選手の移籍はオリックスバファローズにとって大きな痛手であることは間違いないが、上記で紹介した吉田選手が糸井選手の穴を埋めるのではないかと予想されます。
また、投手陣では、金子選手、西選手の二枚看板が復活し、投手陣を牽引してくれれば、安定した勝ち星を重ね、Aクラスも見えてくるかと思います。
大きな補強もなく、既存の戦力で今シーズンに挑むオリックスバファローズですが、経験豊富なベテラン勢も多いのも武器。
代行含め3年目となる福良監督の采配に今シーズンは期待です。
開幕が楽しみですね。

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