G大阪、ホームで済州ユナイテッドに完敗!

グループHのガンバ大阪はホームに済州ユナイテッド(韓国)を迎えたが、1-4で敗れた。これでG大阪の成績は1勝1敗となった。

G大阪はこれまで固定だったメンバーの変更し、3バックシステムを採用して済州ユナイテッド戦に臨んだ。

ただ前半からこの新システムが全く機能せず、押され気味の展開になった。
すると前半43分、右サイドからのFKを与えると、済州DFチョン・ウンが蹴ったボールがゴール方向に。ニアサイドでクリアしに行ったMF遠藤保仁の頭をかすめると、そのまま逆サイドのゴールネットに収まるオウンゴールとなった。
さらに前半アディショナルタイム1分にもゴールネットを揺らされ、一気に2点のビハインドで前半終了は終了。

後半に入るとG大阪はMF井手口陽介を下げてFW長沢駿を投入。3バックは継続させるも、中盤を削って攻撃的に出たが、後半6分、G大阪は右サイドからのCKを与えると、クロスの折り返しからDFオ・バンソクにシュートを打たれる。これをFWマルセロがコースを変え、3点目。

その後もチャンスが生まれる気配はないG大阪に対し、サポーターから試合中にもかかわらずブーイングが飛ぶ展開。後半27分には集中力の欠如か、前に出ていたGK東口の位置を確認したMFイ・チャンミンにロングシュートを決められ、ダメ押しの4点目を奪われた。

G大阪は後半43分にPKを獲得。これをFWアデミウソンが決めるも、一矢報いるのがやっとだった。G大阪がホームで1-4の完敗を喫した。

第3節は15日に行われ、G大阪はホームで江蘇蘇寧(中国)と対戦する。

主力を温存した川崎は2戦連続ドロー!

G組の川崎フロンターレは敵地でACL初の女性指揮官率いるイースタンSC(香港)と対戦し、1-1で引き分けた。

この試合に、MF中村憲剛やFW家長昭博らを帯同させず、主力を温存した川崎は、立ち上がりから、昨季の香港プレミアリーグでチームを優勝に導き、ACL史上初の女性指揮官であるチャン・ユエンティン監督率いるイースタンに苦しめられる。

イースタンは前半13分、裏を狙ったロングパスからPA内でFWマノロ・ブレダ・ロドリゲスが奈良ともつれながら倒れ、PKを獲得。このプレーで奈良は一発レッドで退場となった。このPKをブレダ自ら決め、先制。第1節の広州恒大戦は0-7で敗れていたため、この得点が香港サッカー界にとって歴史的な1点となった。

先制点を許し、さらに1人少ない状況となった川崎Fは、チャンスを決めきれず、0-1で前半を終えた。

後半、数的不利を感じさせない積極的な入りをみせた川崎。7分、右サイドから田坂が低い弾道のクロスを入れると、ハイネルがゴールを背にした状況からボールをキープし、板倉の動きに合わせてループパス。このボールに、板倉がスライディングで押し込み、1-1の同点に追いついた。

逆転を目指す川崎Fは猛攻をしかけるが、得点は生まれず、終了間際にはハイネルがこの日2枚目の警告を受けて退場となり、1-1のまま試合は終了。川崎Fは2試合連続引き分けに終わった。一方、イースタンはACLで初の勝ち点を獲得した。

川崎の第3節は14日に行われ、敵地で広州恒大(中国)と対戦する。

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