お花見季節がもうすぐやってくる
出典: https://retrip.jp/articles/31181/image/
もうすぐ3月になり、そろそろお花見の季節がやってきますね。
何の桜で花見をしましょうか。
河津桜
河津桜は静岡県賀茂郡河津町で偶然見つかった桜で、1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜です。
開花から落下まで1か月ととても長く見ることができます。
この河津桜は満開になる前の6〜8分咲きが花に勢いがあって綺麗に見ることができるそうです。
河津桜は満開のの予想をするのがとても難しいらしいです。
満開期間は最大1週間くらい。満開を過ぎると花は散らずに、葉が出てきて
花の勢いが落ちて色褪せていくそうなので、5から6分咲き以上になった段階で見にいくといいみたいですよ。
ただ、河津桜は咲き始めの時期が2月上旬くらいと早いため、残念ながら今年の満開の見頃は過ぎてしまっているようです。
ぜひ、来年以降の参考にしていただければと思います。
ソメイヨシノ
日本に植えられている桜の8割がソメイヨシノだそうです。
名前の由来は、江戸時代の末期に江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋が売り出したと伝えられています。
ソメイヨシノは大島桜と江戸彼岸桜の交配種。
大島桜の特徴は、花と葉が同時に開くこと。
江戸彼岸桜は花が咲いた後に葉が出ます。枝垂桜で長寿なのが特徴です。
この二つを交配したことによって得られたメリットは、葉が邪魔することなく
花だけを堪能することができるということです。それは大島桜の特徴の
美しさと華やかさを楽しめ、花が終わるまで葉が出ない江戸彼岸桜の特徴を
持ったからです。
この二つの利点を受け継ぐことによって、国民的人気を得ています。
ただ、ソメイヨシノは自力で繁殖できないため、増えていくことはありません。一本の原木から接ぎ木や挿し木で増やしたクローンです。
そのため、造られた時期が同じ場合、寿命も一斉に訪れることも考えられ、
お花見スポットの課題にもなっています。
河津桜は終わってしまいましたが、もうすぐ3月。お花見の時期です。
花の見ごろは「花七日」と言われるほど短いです。
色々な桜の美しさ楽しみましょう。
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