ドリアンを知っている人は多いと思いますが、実際に食べたことがある人はどれぐらいいるでしょうか。

あのトゲトゲした独特の見た目や、さらに独特なにおいのおかげで、日本ではきわもの扱いを受けているドリアンですが、世界的には「果物の王様」と呼ばれるほど人気があります。

バナナやみかん、いちごやリンゴなどを差し置いて一体なぜドリアンが「果物の王様」と呼ばれているのでしょうか?その謎に迫っていきたいと思います。

匂いに惑わされずに味を感じよう

ドリアンは味よりもまずその匂いに惑わされがちですが、食べてみると意外にもなめらかな舌触りで、果物の味もします。

またチーズのような濃厚な味もするため、その味にハマり病みつきになる人もいるそうです。とくに新鮮なドリアンはとても美味しく、東南アジアの国々では新鮮なドリアンが屋台などで販売されています。植物は外敵から身を守るために表皮を固くしたりにおいを放つものもあります。

ドリアンはまさにあのトゲトゲの表皮やにおいで、美味しい実が食べれれてしまうことを防いでいたのかもしれません。つまりそのにおいを克服した先に、ドリアンの美味しさが待っているのです。

王様も愛されたドリアン

ドリアンがすごいのはにおいや味だけではありません。
ドリアンは栄養価が高く、カルシウムやビタミン、ミネラルが多く含まれています。また高カロリーなので、エネルギーの補給や疲労回復にも効果があります。

さまざまな栄養素が含まれているため、昔は王様が食べていたとも言われています。フルーツの王様と呼ばれる理由は栄養価の高さにあるのかもしれません。

お酒と一緒に食べる死に至る?本当か迷信か。

においを克服し食べることができれば非常に美味しいドリアンですが、お酒と一緒に飲むと危険とされています。
地元の人々のあいだでは昔からドリアンとお酒を一緒に飲むと死んでしまうという言い伝えがあります。

ただし、ドリアンと飲酒による因果関係が証明された死亡事故は報告されておらず、医学的な調査もされているが、食べ合わせにより死亡に繋がる要素は発見されておりません。
ドリアンとアルコールの食べ合わせ説は迷信とされています。

一歩間違えれば死に至るような危険な果物という説も出てしまうぐらい、魅力のある果物ゆえに、ドリアンが「果物の王様」と呼ばれる理由かもしれませんね。

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