「〜のイチロー」の定義

主に俊足好打で守備力も兼ね備えた選手左打者で、本塁打よりも高打率を残す選手ほど、言われます。

薩摩のイチロー 川崎宗則

イチロー選手の弟分である現在、シカゴ・カブス所属する川崎宗則選手。
メジャー挑戦の理由がイチロー選手と一緒のチームでプレイがしたいという理由で、好条件の契約を蹴ってマイナー契約を選んだ事は有名ですね。
そんな川崎選手も鹿児島工業時代は、憧れてたイチロー選手を意識したプレースタイルをしており、50m走5秒8の俊足で左打ち・安打数の多さから「薩摩のイチロー(サツロー)」と呼ばれていました。

九州のイチロー 土谷鉄平

大分の津久見高校時代、甲子園出場はなかったものの、1年から遊撃手のレギュラーで、高校通算で打率.551、32本塁打の記録。50メートル走5.9秒、遠投110メートルの身体能力の高さから「九州のイチロー」として注目されてました。
その後、00年のドラフトで中日ドラゴンズにドラフト5位で指名され、入団後5年間は伸び悩んでましたが、6年目に東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し「鉄平」と登録名を変えると、持ち前の巧打力が開花し、レギュラー定着。9年目の09年にはパリーグの首位打者に輝きました。

みちのくのイチロー 橋本到

仙台育英高校では1年春からベンチ入りし、秋から中堅手としてレギュラーを獲得。2年春・夏、3年夏と甲子園に3度出場。3年夏は6打席連続ヒットを放つなど、甲子園通算で24打数12安打の高打率を残したました。打撃に加え、一塁到達タイムが3秒89、遠投120メートルの走攻守の3拍子が揃った選手として「みちのくのイチロー」の異名で呼ばれてました。
その後、08年のドラフト会議において、読売ジャイアンツから4位指名され入団。
14年には103試合出場し、レギュラー定着しかける活躍を見せたが、怪我による離脱も多く、まだまだ外野手レギュラー定着とまではいたっていない。
今シーズン、めまぐるしいジャイアンツの外野戦争に勝てる注目です。

上州のイチロー 後藤駿太

前橋商高では、1年秋から1番打者を務め、2年には選抜大会出場。3年夏には県大会で4割を超える打率でチームを牽引し、甲子園出場を果たす。走攻守三拍子そろったプレースタイルから、「上州のイチロー」の異名をとってもいました。
その後、10年のドラフトで本家イチローと同じオリックスバファローズに1位指名され入団。
守備力を買われ、高卒1年目から開幕一軍入りを果たす。
肩の強さは球界トップクラスで、その守備力の高さで1軍の試合には100試合以上出ているものの、課題の打撃に苦しみ、まだレギュラー定着には至っていない。
糸井嘉男が抜けた今シーズンは、チームも駿太自身も真価が問われるシーズンとなりそうです。

いかがでしたでしょうか?

こう見ると、大成している選手も多く、プロとしていい線を行く選手が多いと分かりますね。
秀でるものは多くあれば重宝するものですね。

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