朝は1分でも長く寝たい。特にこの冬の時期は、布団から出るのも決心が必要。
そんな風に時間を過ごしていると、もう出かける時間。朝食食べてる時間が無くなった。
ってことも多いと思います。

しかし、朝食は健康な体を作るのに重要な食事になります。
なぜ朝食が大事になるのでしょうか。

8時間以上の空腹は脳が飢餓状態!?

脳は、人間が健康的な生活をするうえで重要な働きをします。
その脳が利用できるエネルギー源はブドウ糖だけとなり、すなわち炭水化物からの供給が主な供給源となります。

そして脳は、人間の睡眠中でも活動しており、睡眠中も体内のブドウ糖を使い、脳は活動しております。

みなさん夕食は何時ぐらい取られていますでしょうか。夕食時に取るブドウ糖が、睡眠中に使われているのですが、食事からのブドウ糖を使用できるのは約8時間と言われています。

つまり夕食から8時間以上経って起床した時点で、既に夕食から摂取したブドウ糖は全て使われてしまっているということになります。

脳が正常に機能してないとこんな病状が。

脳は人の感情、思考、行動、全てを司るとても大事な部分ですので、正常に機能していないと色々な弊害をもたらします。

よく言われのが、「イライラする」「集中力に欠ける」「体温が下がる」「便秘になる」この4点になります。

「イライラする」「集中力に欠ける」は有名どころですね。
「体温が下がる」は、睡眠中は体を休めるために体温が下がってしまいます。朝食を摂らずに活動を開始すると体温は上昇しにくい状態になっているため、体温が下がったままの状態になります。

「便秘になる」は、朝食を摂らないと、消化活動が低下したままの状態で、腸の動きが鈍るため、便秘になりやすくなると言われます。

朝食を食べて健康的な体と生活を身につけよう

このように、朝食を抜いてしまうと様々な不調を感じるようになってきます。
この習慣が長期になればなるほど、筋肉量も低下し体力が衰え、太りやすい体質にもなってしまいます。

若々しく元気に過ごすためにも朝食は欠かせないものです。
少しだけ早起きをして、毎日しっかりと朝食を摂取できるような食習慣を身に付けられるように心がけましょう。

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