ヤングなでしこ、準決勝敗退。大会初優勝ならず

パプアニューギニアで行われているU-20女子ワールドカップで“ヤングなでしこ”は決勝の舞台に届かなかった。フランス相手に延長戦の末、1-2で敗戦した。自国開催の2012年以来3大会ぶりに出場した日本は大会初優勝を狙っていたが、惜しくも決勝進出はならず。日本は12月3日に行われる米国との3位決定戦に回ることになった。

フランスとの準決勝、死闘延長の末に1-2で敗戦

前半26分にはMF宮川麻都選手が右手首を負傷したことにより、DF守屋都弥選手を投入する事態となったが、前半は0-0で折り返した。

後半10分、相手との接触プレーでFW上野真実選手が足を負傷し、MF西田明華選手がピッチへ。2枚目のカードも再びアクシデントでの交代となった。その後もフランスの激しいチャージに苦しめた日本は、90分間スコアレスのまま延長戦へと突入した。

押し気味に試合を進めていたヤングなでしこだったが、延長前半9分に左サイドからクロスを挙げられるとフランスFWマテオに頭で合わされて先制点を許す。直後に今度は右サイドを崩されると、最後はクリアのこぼれ球が左サイドのFWジャトラに渡り、一気に0-2とされてしまった。

日本は延長後半2分、FW籾木結花選手がエリア内で倒されてPKを獲得し、これを籾木選手がキッカーを務めてシュートはストップされたかに見えたが、相手GKがこぼしてゴールラインを割り、1-2と1点差に詰め寄った。しかしその後はチャンスを決めきれずそのままタイムアップとなった。

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