J1復帰の立役者 チームを支えたベテランたち

清水エスパルスが見事1年でのJ1復帰を決めました。シーズン後半は選手、監督、フロント、そしてサポーターのあいだに一体感があったように感じます。エスパルスに関わる全ての人の努力の成果だとは思いますが、今回はチームの躍進を支えたベテラン選手をまとめていきます。

鄭大世 No.9

リーグ戦26得点で他を圧倒してJ2得点王に輝いた鄭大世。それでも自らの得点よりも貪欲にチームの勝利を求め、チームを引っ張りました。シーズン序盤こそ、ケガの影響もあり本来のパフォーマンスはできていませんでしたが、主将大前のケガがあったあたりから調子を上げてきました。終盤にはリーグ記録の8試合連続ゴールなどもありました。若手を鼓舞し続けて、松原や金子などに質の高いプレーを要求し続けた結果、躍動しました。

角田誠 No.45

昨年のシーズン途中、川崎フロンターレから移籍してきた角田。守備面で安定感をもたらし、後ろからチームを鼓舞しました。DFラインからドリブルで前線まで運ぶ躍動感は見ていてワクワクしました。京都時代にJ1昇格を2度経験していることもあり、その経験を生かして清水エスパルスの若手主体のDF陣を支えました。高い攻撃力が注目されますが、失点も42試合37失点とリーグ3位の成績でした。来年もチームの守備を支えてもらいましょう。

枝村匠馬 NO.22

ユースからの生え抜き、枝村。以前のゴドビ監督あわず、ゴドビ時代には期限付き移籍を繰り返していたものの、大榎監督になり、清水に復帰。寡黙な性格ながらプレーでチームを引っ張りました。昔から気の利いたプレーをしていて、いてほしいポジションにいたり、ここに顔を出したかというところにいたりと攻守にわたり活躍しました。今後も長きにわたってエスパルスで活躍してもらいたいですね。

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