ATPツアーファイナルとは

世界男子テニスツアーはATP(Association of Tennis Professionals)という組織によって管理、運営されています。
このATPのツアー大会での1年間の通算ポイント上位8位の選手だけが
出場できる大会がATPツアーファイナルです。
シングルス部門は8名、ダブルス部門は8組が半分に別れて グループAとグループBに振り分けられます。振り分け方はランキングを参考に行われることが多いみたいです。
2つのグループ内で、「ラウンドロビン」と呼ばれる1次リーグを総当たり戦で行い、各グループの上位2名および2組が準決勝に進出で、準決勝の勝者が決勝に進出し年間王者を決めます。
すべての試合でグランドスラム決勝戦さながらの組み合わせが実現し、長く過酷なツアーの最後を飾る世界最高峰の戦いが見られること間違いなしの大会です。

錦織圭

言わずと知れた日本テニス界の第一人者。
世界屈指と言われるリターン、足の速さ、スイングスピードを持ち、バリエーション豊かなショットと相手との間合いを詰めた速い返球で攻めていきます。
バックスピンをかけたドロップショットも武器の一つ。
2016年は安定して上位位に進出を果たしポイントを稼いでいました。
ウィンブルドンでは脇腹を痛め途中棄権がありましたが、リオ五輪では銅メダルを獲得。
その後もマレーに勝つなど素晴らしい活躍を見せ、ランキングも自己最高の4位まで上げました。
ツアーファイナル初戦ではランキング上位のワウリンカに勝利したことで、準決勝進出に
弾みをつけました。

ノバク・ジョコビッチ

セルビア出身の選手。男子テニス界のBIG4(ジョコビッチ・マレー・ナダル・フェデラー)の一人。
ストローク戦に強く、スキのない防御、脅威のカウンターに加え、長丁場での勝負強さは群を抜いています。
2016年前半は強さを見せつけ、各大会で優勝をしていましたが、リオ五輪後は左手首の故障で欠場などもあり、2014年7月以来の世界ランク1位陥落になりました。
ですが、優勝候補筆頭であることには変わりはありません。錦織選手とは別グループではありますが準決勝、決勝で対戦する可能性はあるので要注意です。

アンディ・マレー

スコットランド出身の選手。男子テニス界BIG4の一人。
ミスの少ないグランドストローク、予測・反応に長けた守備と攻撃の切り替えるスピードが抜群に早い選手。
2016年前半は全豪、全仏など決勝まで進むもジョコビッチに敗れる惜しい試合が多かったですが、安定して上位進出を果たしていました。
その後ウィンブルドン、リオ五輪と優勝し、後半の3大会で優勝したため、
遂に念願の世界1位になりました。
錦織選手とは同グループのため、最大のライバルと思われますが、全米の準々決勝でも
錦織選手は勝っているので期待は持てます。

BIG4時代も終焉を迎え、誰が優勝してもおかしくはありません。
その中でもジョコビッチが群を抜いていましたが、マレーに1位の座を
明け渡しています。
錦織選手も2016年後半は調子は良く、マレーにも勝っているので、優勝を
期待したいですね。

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