来年から併殺崩しが禁止に?!

プロ野球セ・パ両リーグの理事会が7日、都内で開かれ、来年から新たに野球規則に加わる「併殺阻止のための危険なスライディングを禁止するルール」について、来年1月に12球団合同説明会を行う方針が確認された。2月1日のキャンプインまでに、運用方法や野球規則の条文をまとめて、周知徹底するようである。

併殺崩しとは、、、

併殺崩しは、ルールとしては反則ではありませんが、危険なプレーの代表格として、以前から議論には上がっていました。

併殺崩しが最も発生するケースは、ノーアウト、もしくはワンアウトの場面で一塁に走者がいる場面。この状況下で、打者が内野ゴロを打った場合、まず二塁に投げてフォースプレーで1アウト。さらに二塁から一塁に投げ、打者が一塁に到達する前に送球が通れば、2つめのアウト。併殺の完成です。

このケースのように、守る側は併殺を狙うわけですが、これを走者が阻止しようと発生するのが併殺崩し。二塁に駆け込んだ走者が一塁への送球を意図的に妨害するようなプレーです。建前は、あくまで二塁ベースへのスライディングですが、手を大きく広げて滑り込んだり、送球体制の野手に突っ込むようなプレーもあります。これにより大きな負傷をおった選手もいる大変危険なプレーです。

MLBでは今シーズン導入も、解釈をめぐり議論が!

今回、怪我人が続出している米・大リーグで禁止ルールが適用されたことを受けて、日本でも来年から野球規則にに同ルールが記載されることになります。メジャーでもこのルールの解釈をめぐり議論がされたようですが、日本でも2016年から適用されたコリジョンルールでは、見直しが検討されるなどしました。何より選手が安全にプレーできることが一番です。この適用が良い方向に働いてくれることを期待しています。

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