7月7日は七夕。各国の面白い七夕伝説とは?
7月7日といえば、七夕です。
年に一度だけしか会えない織姫と彦星の日、という=恋人達の日。
実は日本だけではない??
各国の七夕の伝説をご紹介します。
フィンランド
フィンランドでは仲良しだった夫婦のお話が伝説になっています。
それぞれ他界した後、星となったのですが2人の星は遠くに離れてしまいました。二人は死後も一緒にいることをあきらめませんでした。お互いが傍にいたいという想いから、それぞれに近くに散らばっている星を集めて、2人の星の間に橋を作ろうと思い立ったのです。その橋こそが七夕の夜に瞬く天の川だと言い伝えられています。天の川は二人をつなぐ橋のようです。今でも夜空でキラキラ輝きながら、仲良く暮らしていると言い伝えられています。特に何か派手なお祭りや風習があるわけではないようですが、とても感銘を受ける伝説ですね。
韓国
韓国では年に一度しか会えない恋人たちのお話が伝説になっています。
年に一度しか会えなくとも変わらぬ愛を交わすという、「永遠の愛の象徴」とした日だそうです。また1年ぶりに会ってうれし涙を流すため、絶対に雨が降ると信じられてます。七夕に雨が降れば、二人は無事に再会できたということのようです。
さらにロマンチックな韓国では「七夕」になると恋人同士が変わらぬ愛を約束するために花やプレンゼントを贈り合うそうです。
ベトナム
ベトナムでも年に一度しか会えない恋人たちのお話が伝説になっているそうです。
ベトナムでは、七月を『カップルの月』と呼ぶそうです。
韓国と同様雨が降ると良いと言われているようです。
他の国と違いちょっと変わった変わったイベントがあるベトナムの「七夕」。
離れ離れなった恋人達にちなんで一部の地域では昔の恋人と語り合う、といったことが行われているようです。
中国
実は七夕の発祥は中国と言われています。
中国では天の川の西に住む織物が得意な織女と、東に住む牛飼いの牽牛という夫婦のお話しが伝説になっています。
2人とても仲のいい夫婦でした。
しかし遊んでばかりいて、仕事をしなくなりました。天の神様が注意をしても全く言うことを聞きませんでした。天の神様は2人を会えなくしました。
「以前のようにきちんと働いてくれるなら、年に一度だけ会うのを許そう」とし、それを聞いた2人は一生懸命働くようになりました。こうして、一年にたった一度だけ会える日の7月7日は、2人にとってとっても大切な日となったのです。
現在七夕の日に中国ではお香をたいて花や果物を御供えし、お祈り風習があります。また中国では大きなイベントを行う所もあるそうです。
いかがでしたでしょうか。七夕は各国いろいろな伝説があるようですね。
どの国も恋人達の日に違いはないようです。素敵な七夕DAYを過ごしましょう。
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