【回答数】

はい：54

いいえ：46

真夏に屋外スポーツを楽しむ際、スポーツドリンクを『凍らせたい』と答えた人が、わずかに半数を上回り、一番多い結果となりました。

・徐々に溶けてきた冷たい状態で飲むのが一番美味しいと感じるから。(10代/男性/学生)

・真夏の日はすぐに温くなってしまうと思うので出来るだけ冷えた状態で飲めるように凍らせておきます。(20代/女性/学生)

・凍らせた物は、飲料が主体ですが、身体を冷却することも出来ますので、重宝します。(60代/男性/無職)

どうせすぐに溶けるので飲みたい時に飲めないことはない、という意見が目立った『凍らせる』派の意見。
やはり冷たい状態で飲みたい、というのが皆さんの本音のようです。

飲み物としての本来の役割に加え、ボトルを保冷剤としても使えることも、冷凍ドリンクの人気の秘密なのかもしれません。
また、引用した以外の肯定的な意見の中には「身体を冷やし過ぎることになり、本当は良くないかもしれないけれど」と健康への影響を心配する声もあれば、さらに踏み込んで「だからこそ、少しずつ溶けた部分からゆっくり飲む」という慎重な意見も散見されました。

中間をとって3分の2だけ凍らせるというアイデア派もあったことから、試行錯誤と熟考を重ね、最終的に『凍らせる』という結論に達した人も多いのかもしれません。

スポーツドリンクを『凍らせたくない』と答えた人は、『凍らせる』派には僅かに及びませんでしたが、半数に迫る勢いをみせました。

・凍る寸前の冷え冷えがよい。凍らせると、最初はいいが、最後が味のない氷になる。(30代/男性/会社員)

・溶けきらないうちに喉が乾くと飲めなくて辛いので、凍る前の段階が理想です。(40代/女性/パートアルバイト)

・温度差がありすぎると体への負荷が増えるので、常温からやや冷たいくらいで。(30代/男性/自営業(個人事業主)

『凍らせない』派の多くの人が、一度凍らせたスポーツドリンクの溶け残りが薄くなる、濃度にばらつきが出る、といった点に不満を覚えているようです。
また、飲みたい時に溶けていないと困る、というややせっかちな意見も多い模様。

「冷えた飲み物は身体への負担になる」という健康への気遣いから『凍らせない』と答えた人も複数名いました。

これらの理由を元に、凍る直前の状態をベストと捉えている人が多いといえそうです。

アンケートの結果、炎天下で体を動かす際にスポーツドリンクを『凍らせたい』と答えた人の数が『凍らせない』と答えた人数を僅かに上回りました。

どちらを選んだにせよ、それぞれ並々ならぬこだわりを持ち、「（暑いので）できるだけ冷たい物を飲みたい」との願望と「冷やし過ぎると身体に悪い」という懸念の間での葛藤を経て、どちらかを選択している様子が窺えます。

それにしてもこの選択肢、どちらを選んでも一長一短。
一概に「こちら」とは決めづらいテーマなのかもしれません。

両者に共通しているのは、「スポーツドリンクを美味しく口にしたい」という熱い思い。

さて、この夏のドリンク、あなたはどうやって持って行きますか？