小学校3年生までが勝負?!子供に隠された運動能力を引き出す方法
最近、日本の子供たちの運動能力低下について問題視されていますよね。
運動神経って遺伝するものなのでしょうか。どうやらそうではないようです。
今回は子供たちの運動能力を引き出す方法をご紹介したいと思います。
運動神経ってなんだろう???
よく、「うちの子は運動神経が悪くて・・・」とか「○○くんって運動神経いいよねー」なんて言いますが、そもそも運動神経ってなんなのでしょうか。ちょっと調べてみましたのでご紹介します。
運動神経とは、脳からカラダ中の筋肉へ動きの指令を送るための神経のことを言います。よく運動神経がいいといわれる人は、五感で感じ取った情報を脳へ送り、脳から筋肉へ指令をだし、筋肉を動かすという一連の動作を瞬時に的確に行うことが出来るのです。
では、運動神経とは遺伝するのでしょうか。
その答えはノーです。
運動神経の発達に影響を及ぼすのは、遺伝ではなく「環境」です。
子供の頃の生活環境と経験が運動神経の発達には大きく影響します。
運動神経をよくすることは可能なのです!
運動能力を引き出す「ゴールデンエイジ」の秘密
子供の運動神経が良くなる、スポーツが上手くなるための大切な時期としてよく使われるゴールデンエイジという言葉があるのをご存知ですか?なにもスポーツだけのことではなく、楽器など指先を使うものも当てはまり、何かを上達するうえでとても大切な時期のことを言います。その中でもさらに3つの時期に分類されています。
①プレ・ゴールデンエイジ ★3歳~8歳
いろいろな動作を経験して、基本的な運動動作を身につけておく、ゴールデンエイジに向けての準備期間。この年代はひとつのことに集中するというより、色々なことに興味が移ってしまう飽きっぽい側面もあるので、興味を持つものはどんどん経験させてあげましょう。私も息子のあまりの集中力の無さに愕然としていましたが、どうやらこの年代特有なところもあるようです。この時期に、様々な遊び、スポーツを経験させてあげることがとても重要になります。
②ゴールデンエイジ ★9歳~11歳
今まで出来なかったことが突然出来るようになったり、自分の思ったように体を動かすことが出来るようになる時期。プレ・ゴールデンエイジの時期に基本的な動作を身につけていれば、運動能力はもちろん、技術、センスが急速に発達する期間です。この時期は、世界中どこでも重要視されていて、特にサッカーの世界では必要なあらゆる技術の獲得に最適な時期とされているそうです。私の息子も今年9歳になります。
5歳から始めたサッカー技術が実となり花開くことはあるのでしょうか。楽しみです。
③ポスト・ゴールデンエイジ ★12歳から14歳
この時期になると既に神経系統は9割ほど形成され、20歳ぐらいまでで完成します。運動神経の成長は以前に比べ急成長することが難しくなるため、この時期からは現状を維持しながら、練習等を繰り返していき技術の質を高めていくことになります。
時の人、プレミアリーグチャンピオン レスターに所属する岡崎選手は、かつて清水エスパルスに所属していたころ、チーム1位、2位を争うほどの鈍足だったというのですから、日々の練習と努力の賜物ですね。
子供たちの運動能力低下の原因とは?
近年、日本の子供たちの運動能力の低下が問題とされています。
ゲームに夢中になる子供たちが非常に多く、天気のいい日でもわざわざ公園でゲームをしている姿は、もう当たり前の光景となっています。また、近所の小さい公園からは鉄棒や砂場の姿が消え、ボールで遊ぶことを禁止にしている公園も少なくありません。こういったことも子供たちの運動をする機会を減らしている要因のひとつではないでしょうか。プレ・ゴールデンエイジの期間、いかに親が子供に様々な遊びやスポーツの経験をさせてあげられるかが、将来の子供たちの運動能力向上のカギになるかもしれません。
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