「イースター」の意味と楽しみ方!

海外生まれのイベントが、この日本でも毎年当たり前のように開催されてきております。クリスマスにバレンタイン・・・そして数年前までは、見向きもされていなかった「ハロウィン」が、ここ数年では仮装パーティで盛り上がったりと、日本でも大人気のイベントになってきています。

でも実は、海外のキリスト教圏ではハロウィンよりも、クリスマスよりも、大事にしているイベントが「イースター」です。

しかし、イースターと言われても、日本では馴染みのないイベント。
言葉を聞いた事もない、聞いたことがあっても、詳しくは知らない人が多いと思います。そこで今回は、イースタの意味と楽しみ方を伝えたいと思います。

クリスマスよりも大事なイースター!?

日本では、馴染みのないイースターですが、キリスト教圏の国ではキリストの誕生日を祝うクリスマスよりも大事なイベントです。

そもそもイースターとは、十字架にかけられて亡くなったキリストが、その3日目に復活したことを祝う「復活祭」との事です。

宗教的にもとても意味のある日で、イースターを祝って、学校が数週間休みになる国もあるみたいです。

ちなみにイースターという名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神「Estore」からきているという説があります。

イースターっていつ?

クリスマスは12月25日。ハロウィンは10月31日、と決まってはいますが、イースターは日にちが決まっていません。

決められているのは、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」ということ。
なかなか複雑な定義のイースター
2016年のイースターが、つい先日の3月27日でした。これに合わせて某テーマーパークでも、イベントを行っていましたね。

そしてイースターは、「春のお祭り」として、海外では盛大にお祝いされます。

イースターのシンボルはなに?

クリスマスのシンボルはクリスマスツリー。
ハロウィンのシンボルはかぼちゃ。
なにかしらイベントにはシンボルと言われるものがあります。

もちろんイースターにもシンボルがあります。それが、卵とうさぎです。

卵は「イースターエッグ」と言われ、うさぎは「イースターバニー」と呼ばれています。

卵は生命のはじまりの象徴。
卵の殻の中にいる時間を経て、殻を割り生まれてくる様子が、キリストの復活を表していることからシンボルとなっています。

続いてうさぎですが、うさぎは多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされていることから、イースターでもうさぎがシンボルとなっています。

日本でイースターというと・・・

ここまでイースターのご説明をしてきましたが、この日本でイースターと言われると、この復活祭よりも多くの人が連想するのは、あのモアイ像がある、イースター島ではないでしょうか???

しかし、このイースター島の名前の由来も、実は復活祭のイースターから来ています。

オランダ海軍が1722年にこの島を発見した日がイースターだったため、「イースター島」という名をつけたと言われています。

島の名前になってしまうほど、昔から特別な祝祭だったのが、このイースターです。

イースターのイベントも色々

イースターを祝うイベントには、卵に絵を描いたり色を塗ったり、オリジナルのイースターエッグを作ったり、イースターエッグを庭や公園に隠して探し当てる、家族で楽しむものから、イースターの飾りをつけた帽子を被ったり、仮装をして街をパレードしたりと、大規模でみんなで楽しむイベントがあります。

ニューヨークのマンハッタンで行われるパレードはとても大規模で有名なイースターのイベントとの事らしいです。
冒頭でハロウィンも数年前までは見向きもされてないイベントと言っていましたが、現在のイースターが数年前のハロウィンと同じような状態です。

ともなると、数年後には日本でもイースターが、子供から大人まで楽しめる、一大イベントとして人気を博しているかもしれないですね。

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