有酸素運動の効果的なやり方について
出典: エナジークエスト
有酸素運動とは、比較的軽度の運動を長時間続けることです。反対に、強度の運動を短時間行うことを無酸素運動と言います。運動を長時間続けるためには、酸素を吸収し続けなければならず、また心臓から血液を体に送り続けなければなりませんので、肺と心臓の機能が高まってきます。いわゆる、心肺機能の向上です。
有酸素運動は焦らずにマイペースで
有酸素運動により血液が体中を循環しますから、全身の血の巡りがよくなり、血管系の病気を予防する効果もあります。そして、このことは肉体のみならず、精神的な安定と健全さをもたらすことにもなります。
このようにメリットの多い有酸素運動を始めるには、焦らずにマイペースで取り組むことです。そして、最初は20分以上続けることを目標にして、それから徐々に時間を伸ばしていくとよいでしょう。
最初はスローなペースで
有酸素運動のウォーミングアップは、運動をして怪我をしないために行うものです。
だからといって、ストレッチをやりすぎるのは、却って逆効果となってしまいます。というのは、あまり筋肉を伸ばしすぎると、筋力の方が落ちてしまうからです。ですから、ストレッチをするなら、軽めに行っておくほうがよいでしょう。
もともと有酸素運動というのは、軽めの運動を長時間行うことですから、怪我をしない程度の運動を長く続けることなのですが、例えばジョギングの場合、慣れてくると、5キロを30分で走ろうというような目標を立てて、いきなり速く走ろうとしてしまいます。このように速く走れるようになったというのは良いことなのですが、やはり最初はスローなペースで走って、ウォーミングアップをしたほうが良いでしょう。
運動後はクールダウンで筋肉のケアーを
有酸素運動のクールダウンとは、運動をいきなりやめるのではなく、徐々にペースを落としていくことにより、筋肉の疲労を残さないようにすることです。
例えば、ジョギングを急にやめても、特に何も問題はないように感じられます。というのは、ジョギングはもともと軽い運動を長時間続けるものなのですから、強い運動を急にやめるわけではないからです。でも、この場合、よく考えてみると、翌日に足腰が痛くなったりする様なことがあります。若くて健康なうちは、このようなことも全然気にならないわけですが、年をとったり病気になったりしてみると、もっと賢いやり方はないのかと思ったりします。
そして、その賢いやり方というのがクールダウンなのです。しかも、運動後にストレッチを行えば、筋肉もよく伸びてくれます。
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