みなさんはコーフボールという競技をご存知でしょうか?
あまり聞いた方も少ないのではないでしょうか。
私も知りませんでしたが、今回はそんなコーフボールについて、少しですが紹介したいと思います。

コーフボール

1902年、オランダで生まれたニュースポーツである「コーフボール」。教師のニッコ・ブロークフィセ氏が、少年と少女が混合で楽しめる屋外スポーツとして、バスケットボールのルールを基に考案されました。「コーフ(Korf)」はオランダ語で、「バスケット(籠)」を意味します。
屋外スポーツとして誕生したコーフボールだが、ヨーロッパを中心に屋内または屋外競技として、世界約70ヵ国で普及しています。男女混合というルールに、年齢に関係なく楽しめるスポーツということもあり、ファミリースポーツとして広がっていきました。コーフボール発祥のオランダにはプロリーグもあり人気を博します。1933年に設立された国際コーフボール連盟(IKF/International Korfball Federation)が各国の関連団体を統轄しており、4年ごとに開催される世界選手権やワールドゲームズなどの国際大会も盛り上がりをみせています。

概要

するとバスケットボールに似ているスポーツだが、ドリブルが禁止されている点がバスケットボールとの一番の違いで、パスゲームが中心となります。また、ボールの大きさやゴールの高さ、コートの長さも異なり、特にゴールの高さはバスケットボールが3.05mに対しコーフボールは3.50mと大きく異なります。バスケットボールのようにバークボードもありません。
そして、ドリブルが禁止されていることで、頭を上げてパスを出す相手をしっかり探せるため、「空間的知覚」を学習する教材にも適しているといわれています。このように、ドリブル禁止、接触禁止などコーフボール独自のルールで戦略性も必要であるが、男女混合というな大きな特徴があるため、より一体感を味わえるスポーツです。

ルール

▪️男女混合(1チーム男女各4人の計8人)で行う
▪️ドリブルは禁止
ボール持ってから移動できるのは2歩まで
シュートはどこからでも打つことができるが、どこから打っても得点は1ポイント
試合は男女混合で行うが、異性をマークすることは禁止
▪️接触プレーは禁止。
▪️ゲームは前後半30分(ハーフタイム10分)
※大会により異なる場合あり
ディフェンスが至近距離にいるときにシュートを打つと、オフェンスは「ディフェンド」という反則になる。
※至近距離の判断は、ディフェンスが伸ばした手がオフェンスの胸元に届くほどの距離。

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