日本のフィットネス参加率は3%ほど
日本人にとってフィットネスジムは、ダイエットの手段と考える傾向があります。
みなさんはフィットネスクラブやスポーツクラブにはどんなイメージを持たれてますか?
今では24時間ジムなども増えて、通う方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、日本のフィットネスクラブの参加率はわずか3%。
この数字はどういう意味を表しているのでしょうか?
今回はそんな日本のフィットネスクラブの参加率について少しですが紹介したいと思います。
フィットネスクラブの参加率3%
外国のフィットネス参加率と日本のフィットネス参加率を比較してみましょう。国際ヘルス・ラケット・スポーツクラブ協会(IHRSA)の2018年の調査によるとアメリカのフィットネス参加率は20.3%、カナダは15.5%、イギリスは14.8%に対して日本のフィットネス参加率は3.33%。
カナダの5分の1、アメリカの6分の1にとどまっています。日本のフィットネス参加率の低さは、日本の医療制度やフィットネスジムの店舗数などが関係しているだけではなく、人々の運動やエクササイズに対する意識なども関係があるようです。
医療が充実している
日本は医療制度が他の国よりも充実しているため、人々の健康維持に対する意識を低くしていると考えられます。
日本では誰もが健康保険に加入でき、診察代や薬代など医療費の個人の負担は1割〜3割で済みます。収入や年齢に関係なく、不調を感じたときにすぐに病院で検査や診察を受けられる点が魅力的です。
しかし、外国では日本のような健康保険制度がないところが多く、病院を受診したり救急車を呼んだりするだけで高額な医療費がかかってしまいます。そのため、なるべく自分で健康管理をしようという意識が生まれます。
目標達成したら辞める傾向がある
日本人にとってフィットネスジムは、ダイエットの手段と考える傾向があります。フィットネスジムに通う理由が「体重を測ったら半年前より大幅に増えていたからフィットネスジムに通い始めた」、「夏までに5kg痩せたいからフィットネスジムの会員になった」という方も少なくありません。
ダイエット目的でフィットネスジムに通う多くの方は、自分の目標を達成できたら満足して辞めてしまう傾向があります。中長期的な視点で自分の健康を管理する意識が低く、長続きしない方が多く見られます。
フィットネス事業の活性化
フィットネス参加率が10%を超える国は、アメリカ、イギリス、フィリピン、フィンランド、韓国、デンマーク、カナダ、ドイツ、スペイン、インドネシア、香港など多数あります。
フィットネス率が上がると以下のメリットが生まれます。
・定期的に体を動かすことで食事が美味しくなる
・健康的な体作りに必要な栄養素にも意識が向く
・ストレス解消やリフレッシュ効果
・体が適度に疲労するため、質の良い睡眠が取れるようになる
フィットネス参加率が上がると同時に、フィットネス事業も活性化できます。近年は、フィットネス業態も多様化しているため、総合的な大型フィットネスジムだけではなく、24時間ジムや女性専用ジムなどの小型のジムやパーソナルジムなども増えています。
フィットネスジムが生活圏内の通いやすい場所にあれば身近になるため、会員数も増加しやすいです。
フィットネス関係のビジネスは安定した発展が期待できます。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
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