2023年もシーズンが終わり、個人成績などの受賞も行われました。
今回は個人成績の中でも、最も最優秀ピッチャーに贈られる、サイ・ヤング賞を受賞したピッチャーを紹介したいと思います。

サイ・ヤング賞

サイヤング賞はMLBで最も活躍した投手に与えられる賞。
1890年から1911年まで活躍したデントン・トゥルー・ヤング投手(愛称:サイ・ヤング)を称えて1956年に創設されました。
ナショナルリーグ、アメリカンリーグの両リーグから1人ずつ選出されます。日本プロ野球の沢村賞にも似ていますが、沢村賞は先発投手限定、サイ・ヤング賞は投手全員が対象となっているのが違いです。

ゲリット・コール

15勝4敗 ERA2.63 33試合 209.0回 奪三振222 WHIP0.98

2019年はアストロズで20勝5敗、防御率はリーグ1位の2・50をマークしながら、同僚のバーランダーに12ポイント差で惜しくも2位に甘んじただけに、念願の初受賞となりました。

コール選手は
「苦しいシーズンだったが、本当に誇りに思える。子供の頃から憧れたヤンキースの一員として、この賞を獲得できた。歴史ある球団の一員として戦い、偉大な投手が並ぶ受賞者のリストに名前が刻まれたことは、とても名誉であり、スペシャルだ。偉大なヤンキースの選手として、高い期待値を目指してプレーし、貢献することは、私をインスパイアしてくれる」

 ―30票の満票はア・リーグ史上11年目。ヤンキースでは1978年のロン・ギドリー以来の快挙でした。

出典:YouTube

ブレイク・スネル

14勝9敗 ERA2.25 32試合 180.0回 奪三振234 WHIP1.19

レイズ時代の2018年以来5年ぶり2度目の受賞。両リーグでの受賞は史上7人目の快挙となった。1位票を28票を獲得し、204ポイントで2位のジャイアンツ・ウェブの86ポイントに大差をつける圧勝でした。

スネル選手は

 「アメージングな気持ちだ。2度目の賞に家族がとても感激し、その姿を見て余計に、5年ぶりの受賞が特別だと実感した。2018年の自分はまだ若かった。当時は、今後も毎年サイ・ヤング賞をとってやろうと思っていたが、5年間、なかなかできなかった。今季は、多くの学びがあった。自分のリズムとシーズンを通じて戦うテンポを確立したことで、自分の投球について理解を深めることができた。いつも最高の自分でいようと務めた」

出典:YouTube

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岩永美月

ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
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