10月になるとプロ野球シーズンも終わり、クライマックスシリーズが始まり、
日本シリーズの時期になってきましたね。
2023年は関西ダービー。
オリックスバファローズと阪神タイガースの対決になりましたね。
この記事を書いてる時は決着がまだついていませんでした。
そんな盛り上がる日本シリーズで1番ホームランを打ったのは誰なのでしょうか。

1位29本 王貞治

王貞治氏は現役時代、日本シリーズに9連覇を含む14回、通算77試合も出場していますね。
これは出場試合数の最多記録であるため、チームが強くて日本シリーズにたくさん出場したからホームランが多いだけではないかと思われがちですが、、、
しかし実際には1試合あたりの本塁打数0.377も歴代1位なのです。
ちなみにホームラン数3位の秋山幸二氏は西武とダイエーで日本シリーズに61試合出場し、15本。1試合あたりのホームラン数は0.25となっています。
つまり日本のプロ野球史上最もよくホームランを打つ選手が最も多くの日本シリーズの試合に出たということ。突出した記録になったのも当然です。
また王貞治氏は日本シリーズの得点記録58も歴代1位。四球数83も歴代1位で、これは2位の清原和博氏の31にダブルスコア以上の差をつけた圧倒的1位となっています。

2位25本 長嶋茂雄

長嶋茂雄氏は王貞治氏と同時代のため、ホームランバッターの印象はあまりないかもしれません。通算本塁打数は444本で歴代15位。これはすごい数字ではありますが、868本の王貞治氏の約半分です。
にもかかわらず日本シリーズには12回、68試合出場し、王氏とわずか4本差の25本のホームランを記録しています。
1試合あたりのホームラン数は0.368で王氏に肉薄。
しかも長嶋氏は得点記録49でも王氏に続く2位となっています。
それだけでなく、安打数91、二塁打数14、塁打数184、打点66の4項目は歴代1位。
日本シリーズMVPは最多の4度獲得となっています。一方、王貞治氏は日本シリーズMVPの獲得は0。
長嶋氏はさすが燃える男、ミスタージャイアンツの面目躍如という活躍だったのです。

最後に

王貞治氏と長嶋茂雄氏の記録を見ると、ジャイアンツの時代を感じさせてくれますね。この過去の記録や記憶があるからこそ、今の日本シリーズも盛り上がりを見せてくれています。
記録は破られるもの。
この偉大な記録を破ってくれる様な選手は現れるのでしょうか。
そういった事も考えながら、日本シリーズを見てもいいかもしれませんね。

関連するまとめ