シックスネーションズとは
ヨーロッパの6つの国と地域が参加する国際ラグビー大会について。
歴史
シックスネーションズはヨーロッパの強豪6ヵ国が北半球ナンバーワンを決める大会ですが、元々は「イングランド代表」「アイルランド代表」「ウェールズ代表」「スコットランド代表」の4ヵ国だけで実施されていました。
はじまりは1882年からで、当初は「ホーム・ネーションズ」と呼ばれ、
1910年に「フランス代表」が加わったことで「ファイブ・ネーションズ」に、そして2000年から「イタリア代表」が加わったことで、現在の「シックス・ネーションズ」になりました。
この大会で全勝優勝することをグランドスラム、ホームネーションズ(4ヵ国)の中での全勝をトリプルクラウンと呼ぶんだそうです。
参加国
①イングランド
イングランドは1871年、スコットランドに遠征し、初のテストマッチを行った際、白いジャージーに赤いバラのエンブレムを選んだそうです。白は国旗に由来するものではなく、ラグビー発祥の「ラグビー校」のジャージーの色にあやかったとされています。
②スコットランド
イングランドと世界最古のテストマッチで対戦したスコットランドは、国旗の紺をジャージーの色として採用。エンブレムは「国花」であるアザミとなったそうです。
③アイルランド
アイルランドのエンブレムは、国花であるクローバーの総称である三つ葉の「シャムロック」で、それにちなんで緑のジャージーとなったとのこと。
④ウェールズ
ウェールズの愛称は、国旗の伝説の竜にちなんだ「レッド・ドラゴンズ」であり、ジャージーも赤い竜にちなんで赤です。
⑤フランス
トリコロールの国旗の一つの色である青いジャージーから「レ・ブルー」の愛称で知られるフランスのエンブレムは、伝統的に雄鶏で「ガリアの雄鶏」と呼ばれています。
⑥イタリア
エンブレムは国旗にちなんだものだが、実はラグビーだけでなく、サッカーやバレーボールなどスポーツの代表チームは、すべて青いジャージーやユニフォームを着用しているため「アッズーリ」と呼ばれている。
見どころ
何といっても世界最高峰のラグビーが観られるという点。
世界のトップを争う国同士の「真剣勝負」がみられます。ラグビーの伝統国がプライドをかけてぶつかり合う姿は、ラグビーワールドカップ並みの見応えがあるといっても過言ではなく、総当たり戦なので各国のパワーバランスも見れるのが魅力です。シックスネーションズの開催期間は、2月~3月の約2ヶ月間であり、ラグビーワールドカップは4年に1度しか実施されないけど、このシックスネーションズは毎年開催されているので、この2、3月を楽しみにしているラグビーファンは世界でもかなり多いんだそうです。試合数は全15試合。
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