生年月日1970年6月16日
国籍　　アメリカ合衆国
通算勝利　　米国 45勝 (海外メジャー 6勝) その他 4勝

タイガー・ウッズと人気を二分する世界のビッグレフティであり、生後18カ月でボールを打ち始め、海軍パイロットの父親のスイングを鏡に映すように真似て覚えたため、ゴルフ以外は右利きだがスイングはレフティのようです。
20代で何度もタイトル獲得のチャンスを逃してきたメジャーでは、2004年「マスターズ」を勝って“無冠の帝王”の汚名を返上。05年「全米プロ」で完全優勝、13年には「全英オープン」で初勝利を挙げ、キャリアグランドスラムに王手をかけてから月日がたっています。
21年「全米プロ」でメジャー最年長優勝記録を53年ぶりに更新。12年に世界ゴルフ殿堂入り。本名はフィリップ・アルフレッド・ミケルソン。ミドルネームの「アルフレッド」はペブルビーチGLでキャディとして働いていた祖父のアルフレッド・サントスさんに由来しているそうです。

サウジアラビアが後援するリブゴルフ・インビテーショナルシリーズについての発言で騒動を引き起こしてから約1年を経て、米ツアー（PGA Tour）や米国選抜と欧州選抜の対抗戦ライダーカップに2度と出場しなくても「穏やかで」いられるだろうと述べたそうです。
ミケルソンは昨年、騒動巻き起こしたリブゴルフへいち早く参戦したビッグネームの一人で、米ツアーから出場停止処分を受けました。「人権について恐ろしい記録」があるサウジアラビアは「怖い」と話しながらも、同リーグを受け入れていた一方で、米ツアーと係争中の訴訟により、ツアーに復帰できるようになる可能性を信じてはいるというミケルソンは、メジャー大会を優先しつつ、参加するイベント数を「縮小」するつもりだと明かしました。
米ツアーで通算45回もの優勝を誇るミケルソンは「やる気はあるが、これ以上プレーするメリットがない」とし、「痕跡を残してくのはメジャー大会だ。それが人生の思い出になる。他のツアー大会で勝っても誰が気にする？ 自分のキャリアを見る上で、それが何かになるわけでもない」とコメントしたそうです。