みなさんはCBDという言葉を聞いたことはありますか。
まだ聞いたこともない方も多いのではないでしょうか。
少しづつ日本のスポーツ界でもCBDを使う選手も増えてくるのでは
ないでしょうか。
今回はそんなCBDについて少しですが紹介したいと思います。

CBDとは

CBDは大麻草などから抽出されるカンナビノイド成分の一種です。カンナビノイドは摂取することで体内で様々な効果をもたらします。

体内には神経系や免疫系などの調節を行うエンドカンナビノイドシステム(ECS)が存在しており、CBDによりECSが活性化されることで疼痛や炎症、不安、心身の緊張、睡眠サイクルなどを整える役割があります。

CBDは一般的に使用されている痛み止めや睡眠薬などのように、特定の神経伝達物質や受容体などを必要以上に強制的に阻害したり刺激したりするようなことはありません。

そのため、重篤な副作用や依存性が起こりづらいことも特徴です。

使い方の種類

CBD製品には様々なタイプがあります。その中で、CBDオイルはヘンプなどから抽出されたCBDをココナッツオイルやオリーブオイルなどキャリアオイルと混合した製品です。

CBDオイルは舌下粘膜からCBDを血管内へ吸収させることができ、全身に効果が早く現れます。最も広く使用されているCBD製品です。

また、CBDは粘膜だけではなく、皮膚からの吸収も行われます。皮膚に塗布するCBD製品はCBDトピカルと呼ばれ、クリームやジェルなどのタイプがあります。

トピカルは全身への効果はなく、クリームなどを塗った範囲だけ局所的に炎症や疼痛を抑える効果があります。

スポーツ界では

スポーツ選手にとって適度な緊張感は感覚を冴え渡らせて集中力を向上させます。ノルアドレナリンによって末梢の血管は収縮し、筋肉などの重要な臓器へ血流量を増加させることで良いパフォーマンスに繋がります。

しかし、過度な緊張感は心身に悪影響を与え、選手が実力を発揮することを難しくさせます。また心身の緊張は思わぬ怪我などにも繋がります。大舞台や大事な試合などでは特に精神状態は結果を左右することになるでしょう。

CBDやCBDオイルには不安や緊張を軽減する作用があります。

これまでにも数々の検証が行われており、心身へのストレスの多い状況において、CBDオイルを摂取した被験者は血圧や脈拍数が低下が見られ、リラックス効果があることが証明されました。

また、CBDやCBDオイルは試合後やトレーニング後などの疲労や筋肉痛の回復を早めることができる可能性があります。

激しいトレーニングなどにより疲労した筋肉は、筋繊維の損傷により炎症を起こしている状態で、腫脹や疼痛を伴います。

CBDやCBDオイルには炎症をコントロールする免疫系に作用し、炎症や疼痛を軽減させることにおいて非常に有効です。

また、競技によっては特に体の特定の部位に負担がかかったり、怪我や手術などによって慢性的な痛みを抱えていることがあります。

そのような場合はCBDオイルと併用して、局所的に炎症や疼痛を抑制するCBDスポーツクリームなどを使用するとさらなる効果が期待できます。

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