2022年第一戦!伝統のラリー・モンテカルロ

ラリー・モンテカルロは、1911年に初開催され、WRCの中でもっとも長い歴史を誇るラリーです。基本的にターマック(舗装路)となりますが、山岳地帯では雪が降ることも多く、路面コンディションは一定でないため、WRCの中でもっとも攻略が難しいラリーとも言われています。

2022年大会はステージは全てフランスの山岳地帯で、新型コロナウイルスの影響により前年は行われなかったナイトステージも復活。トヨタは1991年に日本メーカーとして初めてモンテカルロで総合優勝。1993年と1998年にも勝利をおさめています。2014年から2019年にかけて6年連続優勝を飾っているセバスチャン・オジエは、2021年大会でヤリスWRCをモンテカルロ初優勝に導いています。

ラリー・モンテカルロの結果

WRC 2022 Rd.1 ラリー・モンテカルロ ハイライト動画 | TOYOTA GAZOO Racing - YouTube

出典:YouTube

2022年1月20〜23日に行われたラリー・モンテカルロがモナコは、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・ローブが優勝を飾り、通算80勝目。2位にはトヨタのセバスチャン・オジェ、3位にはMスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーンが入りました。トヨタの勝田貴元は大きなタイムロスにより8位にとどまりました。

1位:S.ローブ(フォード プーマ ラリー1)3h00m32.8s
2位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+10.5s
3位:S.ブリーン(フォード プーマ ラリー1)+1m39.8s
4位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+2m16.2s
5位:G.グリーンスミス(フォード プーマ ラリー1)+6m33.4s
6位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20 N ラリー1)+7m42.6s
7位:A.ミケルセン(シュコダ ファビア ラリー2エボ)+11m33.8s
8位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+12m24.7s
9位:E.カイス(フォード フィエスタ ラリー2)+12m29.2s
10位:N.グライジン(シュコダ ファビア ラリー2エボ)+13m41.3s

第2戦はラリー・スウェーデン!

ラリー・スウェーデンは、1950年にインターナショナル・スウェーデン・ラリーとしてスタート。最初は真夏のミッドナイト・サン(白夜)ラリーとして行なわれましたが、1965年より真冬のイベントとして行なわれてきました。WRCでは開幕戦モンテカルロの後に続く冬季の連戦として定着しています。

2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、開催中止となっていましたので、一年ぶりのスノーラリー、楽しみですね。

関連するまとめ

再びWRCの舞台へ!トヨタ、2017年参戦体制はどうなる?

およそ20年の活動休止を経て、WRCの舞台に再び舞い戻るトヨタが、12月13日に2017年のWRC参戦体制の…

バラエティに富んだターマックラリー!WRC第10戦ラリー・ドイツ

8月17日、WRC世界ラリー選手権の第10戦である、ラリー・ドイツが開幕します。

シトロエンのミークが今季初優勝!WRCラリー・メキシコ 最終日

WRC第3戦ラリー・メキシコの全ての競技が終了し、競技2日目から首位に立ったシトロエンのミークが今シーズン初…

関連するキーワード