甲子園を沸かせたハンカチ王子も引退
マウンド上でハンドタオルで汗を拭う姿が大きな話題となり「ハンカチ王子」の愛称で一躍注目を集めるようになりました。
今年もプロ野球界から引退をしていく選手達がいます。
引退の理由もそれぞれですね。
プロの世界で結果を残すことが出来なくなってきた。
若い選手の台頭。ケガが治らず。
そして、2021年は夏の甲子園を沸かしたハンカチ王子こと
斎藤佑樹選手も引退します。
斎藤佑樹
『斎藤佑樹』の名が全国に知れ渡ったのは2006年夏。
駒大苫小牧との甲子園決勝。
現在は楽天でプレーする田中将大との壮絶な投げ合いは延長15回で決着せず、再試合に。
翌日も斎藤は志願の先発マウンドに上り、早稲田実業は夏の甲子園初優勝を飾りました。
当時の高校球児では珍しく、ハンカチを拭う姿から名付けられた愛称は“ハンカチ王子”。
東京六大学リーグでは早稲田大学4年間で史上6人目のリーグ戦30勝300奪三振を達成。
斎藤は4球団競合の末、日本ハムにドラフト1位で入団しました。
1年目のシーズンは6勝をあげて2年目は開幕投手に抜てきされるなど投手陣の柱になることが期待されていましたが、右肩のけがの影響もあって、プロ11年の成績は15勝26敗、防御率4.34。
出典:YouTube
これ以上投げられない
栄光も挫折も味わった11年の現役生活。斎藤は自身の野球人生について、こう振り返る。
「本当に前だけを向いてきたつもりなので、その時々の心境というのは色々あったんでしょうけど、正直に言えば周りの反応に対して、向き合っている時間はほとんどなかったかなと。周りに目もくれずという言い方が正しいのかもしれないですけど」
右肩を故障してからの9年間は通算4勝12敗。
ここ2年は一軍登板「0」に終わった。
出典:YouTube
印象に残るシーン
最も印象に残っている試合としては、平成24年の西武との開幕戦をあげて「開幕投手として、栗山監督から指名してもらって、そこで完投勝利できたことはうれしかった」と話しました。
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