みなさんは都市対抗野球をご存じでしょうか。
社会人野球の最高峰の大会の一つですね。
いつもは7月などに7行われていましたが、2021年はコロナの関係や、
東京オリンピックの関係で11月28日~12月9日まで行われましたね。
2021年優勝したのはどこのチームなのでしょうか。

どちらが勝っても初優勝

決勝はHonda熊本(大津町)vs. 東京ガス(東京都)
Honda熊本は19年ぶりの決勝進出。今大会は4試合すべて1点差で勝利してきた勝負強さが光る。九州勢としては1954年の八幡製鉄以来、67年ぶりの優勝がかかります。
東京ガスは初の決勝進出。東京勢としては2017年のNTT東日本以来、4年ぶりの優勝がかかります。

決勝も大接戦

東京ガスは経験豊富な右腕・臼井浩、Honda熊本は左腕・横川楓薫が先発。試合は初回から動きを見せました。初回の守備を三者凡退で終えた東京ガスはその裏、制球に苦しむ横川の立ち上がりに対して2死満塁とし、6番・笹川晃平の押し出し死球で先制。続く相馬優人はライトへ2点タイムリーを放ち、いきなりの3得点で横川をKOしました。

 東京ガスの先発・臼井は大舞台でも抜群の安定感を発揮。すると打線は4回、抑え込まれていたHonda熊本の2番手・福田大輔から小技も絡めて1死二、三塁のチャンスを作り、1番・石川裕也の2点タイムリーで突き放しました。

一方のHonda熊本は中盤6回、1死から2番・中島準矢がライトスタンドへのソロ本塁打。反撃の狼煙を上げたが、直後に東京ガスの6番・笹川がバックスクリーン左へ飛び込む一発を放ち、再びリードを5点差に広げました。

 苦しい展開を強いられたHonda熊本だったが8回、この回からマウンドに上がった東京ガスの2番手・三宮舜(明治安田生命からの補強選手)に対し、先頭の9番・和田裕生が初球を振り抜き、レフトスタンドへのソロ本塁打。4点差に迫り、最終回の攻防に入ります。

 9回、東京ガスは優勝をかけたマウンドに宮谷陽介を投入。後がないHonda熊本は2死一、二塁のチャンスを作り、途中出場の8番・丸山竜治が打った瞬間の3ラン本塁打。土壇場で1点差に。その後も得点圏に走者を進めたが、あと一歩及ばず。東京ガスが22度目の出場で初めて都市対抗の頂点に立ちました。

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