1位 161打点 小鶴誠

第1位は、1942年から1958年の間活躍した小鶴誠氏。

この記録が達成されたのは、小鶴氏がプロ7年目のシーズンの1950年です。
このシーズン、松竹ロビンスで主力として活躍し、130出場で、打率,355、ホームランは当時日本記録だった51本、打点は未だ破られていないプロ野球記録の161打点をマークし、ホームラン、打点の二冠王に輝きました。
このシーズン小鶴氏がマークした、打点数、得点数、塁打数は未だ破られていない日本記録です。
ちなみに余談ですが、川上哲治氏の名言の「ボールが止まって見える」という言葉は、川上氏の言葉ではなく、この小鶴氏の言葉なんだそうです。その理由として、当時無名だった小鶴氏が言うのではなく川上氏が言った方がインパクトがあると言う理由で、新聞記者が勝手に川上氏が言ったと言うことになったみたいです。

2位 153打点 ロバート・ローズ

2位は白ローズという愛称で親しまれたロバート・ローズ氏。

ローズ氏は、1993年から2000年までの8年間で、首位打者1回、打点王2回、最多安打2回など数々のタイトルを獲得した、ベイスターズ史上最強の助っ人外国人選手と呼び声高い選手の1人です。

ローズ氏が歴代2位となるシーズン打点153打点を記録したのは、来日7年目の1999年。このシーズンは開幕から好調を維持し、7月22日には、日本タイ記録となる1試合10打点をマークするなど、ハイペースで打点を重ねていきました。このシーズンは、ローズ氏にとってベストシーズンとなり、153打点で歴代2位の打点数をマークする以外にも、当時のセリーグ最高打率の,369、安打数も当時のセリーグ記録となる192本をマークしました。
リアルタイムで観ていましたが、誰も止められないと思うほどよく打っていたイメージで、子供ながらその凄さは今でも忘れていないほどです。

3位 147打点 今岡誠

3位は、阪神タイガース、千葉ロッテマリーンズで活躍した今岡誠氏。

この記録が達成されたのは、プロ9年目の2005年のことでした。
このシーズンの得点圏打率は驚異の,371。満塁で回ってくる時も多く、満塁での打率も満塁ホームランを4本含む打率,600と、チャンスにめっぽう強い今岡氏でした。
このシーズンの阪神タイガースのクリンナップ、3番シーツ氏、4番金本氏、5番今岡氏の3人が叩き出した357打点は、未だ破られていない球団記録です。このシーズンは、今岡氏の活躍もあり、阪神タイガースはセリーグ制覇をしました。
このシーズンの阪神タイガースはダントツで強く、交流戦以降、1位を明け渡さず、完全優勝しました。下柳氏が最多勝利、赤星氏が5年連続盗塁王、金本氏がMVP、今岡氏が打点王と、他を寄せ付けないダントツな強さでした。

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