28日、J2第41節が行われ、京都サンガが千葉と引き分けて、2位を確定。1試合を残して来季J1への昇格を決めました。京都は2010年以来12年ぶりの復帰。一足に先に3年ぶりの昇格を決めていたジュビロ磐田は群馬と引き分けたものの、J2優勝を決めました。

J1昇格をすでに決めている首位の磐田は、ザスパクサツ群馬とのアウェーゲームに臨み、スコアレスドロー決着。一方、2位の京都サンガもアウェーでジェフユナイテッド千葉と対戦し、こちらもスコアレスドロー決着。このため、両チームの勝ち点5差は変わらず、最終節を残して磐田の優勝が決まりました。勝ち点1を積んだ京都も3位ヴァンフォーレ甲府との勝ち点差が4となり、2010年シーズン以来となるJ1昇格。これにより、J1昇格の2チームが決まりました。

昨シーズン途中からチームを指揮する鈴木政一監督の下で2シーズン目を迎えたジュビロ磐田は、今シーズンの開幕2試合こそ2連敗を喫したものの、その後は安定したパフォーマンスを披露。8月9日の第24節ヴァンフォーレ甲府戦から今節水戸戦までのリーグ戦16試合は11勝5分という戦いぶりで、昨シーズンの6位から巻き返しJ1昇格を掴み取りました。

京都サンガは今季、新監督として湘南を３度のJ1昇格に導いた京都市左京区出身の曺貴裁（チョウ・キジェ）が就任。攻撃的なサッカーで4月から15戦無敗のクラブ記録をつくるなど快進撃を見せた。第15節で初の首位に立つと、その後は2位以上をキープしていました。J1昇格は2010年以来12年ぶりとなります。