今から9年前、“キングカズ”こと三浦知良がメンバー入りしたことでも話題になったフットサル日本代表。その際のタイ大会では過去最高のベスト16という成績を残した一方、前回大会は出場を逃していました。

今大会では過去最高のベスト16に並ぶ、決勝トーナメント進出を決めた日本代表は準々決勝進出を決めることが出来るでしょうか？！

FIFAフットサルワールドカップリトアニア2021は、9月12日に開幕。1989年大会から4年おきに開催され、今大会で9回目を迎えています。当初、2020年9月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の状況を踏まえ1年遅れての開催となっています。各国が未曾有のパンデミックを乗り越え、各大陸予選を勝ち上がった24チームによって「世界一」の座を争います。

我らが日本代表は、予選を兼ねたAFCフットサル選手権が中止となったことで、過去の成績に鑑みて、2012年以来2大会ぶり5回目の出場を果たしていました。2016年に就任したブルーノ・ガルシア監督が指揮を執る今大会は、ベスト8以上を目標に“5年間”の上積みを図り、2019年にアジア最優秀選手賞を獲得したキャプテンの吉川智貴選手を中心に、ハードなディフェンスとオーガナイズされた攻撃を軸に、世界に挑みます。

予選2試合を終え、1勝1敗で勝ち点3、得失点差＋2でグループ2位に日本は、第3戦でパラグアイ代表と対戦するも1-2で敗れました。この結果、グループ3位となりましたが、ワイルドカードによってラウンド16が確定しました。

これにより、次戦はグループDの首位のブラジル代表と23日の26時（日本時間）に戦うことになります。フットサルのアイコン的存在だったファルカン選手が引退したブラジルですが、世代交代を進めながら、バルセロナでも活躍するフェラオ選手などタレントがそろっていて、今大会でも優勝候補の筆頭です。ブラジル、スペインの2強時代から、群雄割拠へ移り変わりはじめている世界のフットサルですが、我らが日本代表がどんな戦いを見せてくれるか楽しみです！！