61.2%がコロナ禍の結婚・出産に不安

コロナ禍での結婚・出産に不安はあるかについて聞いたところ、61.2%の人が「ある(28.0%)」「どちらかといえばある(33.2%)」と答えました。その理由について尋ねると、「家族をコロナから守らなくてはいけないから(57.2%)」「コロナの影響で経済的に不安定だから(55.9%)」という意見に票が集まりました。やはり、コロナの脅威や経済的打撃を不安視する人が多いようです。

一方、コロナ禍で「家族の大切さを感じるようになった」という意見も

結婚・出産に対して不安を持っている人が多いことが明らかになった一方で、コロナが結婚・出産意識を高めていることが見受けられる調査結果も明らかとなっています。

コロナが結婚への意識に変化をもたらしているかについて調査すると、47.0%の人が「結婚への意識が高まった」と回答しました。また、コロナ禍で子どもが欲しいという思いが強まったかについて質問した結果、4割の人が「強まった(13.6%)」「どちらかといえば強まった(26.8%)」と回答。

続いて、コロナ禍で子どもが欲しいという思いが強まったかについて質問した結果、4割の人が「強まった(13.6%)」「どちらかといえば強まった(26.8%)」と回答。「家族の大切さを一層感じるようになったから」(東京都・33歳・男性)、「テレワークを導入している会社が増え、育児と仕事の両立がしやすくなったと思うから」(埼玉県・28歳・女性)、「家にいる時間が長くなったので、子どものいる生活がどのようなものか想像したり、仕事が辛いときに迎えてくれる存在に憧れるようになったから」(東京都・42歳・女性)などの意見が寄せられました。結婚・出産に対する考え方もコロナ禍を経て変化した人は多いようです。

6割以上が“結婚式を挙げない”

では、結婚式に対する考え方もコロナ禍を経て変わっているのでしょうか。結婚式を挙げたいと思うかについて調査してみると、34.2%の人が「思う(14.4%)」「どちらかといえば思う(19.8%)」、65.8%の人が「思わない(45.2%)」「どちらかといえば思わない(20.6%)」と答え、6割以上の人が結婚式に消極的な意見を持っていることが明らかになりました。

さらに挙げたいと思う人、挙げたいと思わない人の具体的な意見をそれぞれ聞いてみました。すると、挙げたいと思う人からは「一生に一度のイベントなので大切にしたい」といった、記念として大切にしたいという声が多く挙がった一方で、挙げたいと思わない人からは、金銭面やコロナへの不安の声が多く挙がりました。結婚式に対する考え方もコロナ禍を経て多様化しているようです。

<結婚式を挙げたいと思う・どちらかといえば思う>
「一生に一度の事なので、少人数でもいいからやりたい」(埼玉県・44歳・女性)
「何か記念になる事をしたいから」(千葉県・45歳・女性)
「式だけはきちんとしたい」(神奈川県・39歳・男性)
「人生において、素晴らしいイベントであるから」(愛知県・23歳・男性)
「相手の両親の気持ちも考えると、やはりケジメをつけなくてはいけないと思うから」(京都府・46歳・男性)
「家族や親せき、友達に自分の幸せな姿をアピールできる最高の機会だから」(埼玉県47歳・男性)
「両親祖父母に晴れ姿を見せてあげたいから」(東京都・24歳・女性)
「一生に一度なので。ウエディングドレスは着てみたいし、ブーケトスはやってみたい」(神奈川県・49歳・女性)
「友人に払った御祝儀代を取り戻したい」(青森県・33歳・男性)
「憧れだし、家族や大切な人に見てもらいたい気持ちがある。両家の家族、親族などとの繋がりや絆も育みたいから」(神奈川県・38歳・女性)

<結婚式を挙げたいと思わない・どちらかといえば思わない>
「周りの人に集まってもらうのが申し訳ないから」(大阪府・26歳・男性)
「年齢も年齢だし、お互いこだわりが無いうえにコロナでそもそも実施する事すら難しい」(千葉県・45歳・男性)
「無駄遣いだと感じる。親族の食事会だけで良いと思う」(茨城県・52歳・女性)
「お互いの気持ちが通じ合っていれば、周りは関係ないと思うから」(大阪府・58歳・男性)
「結婚式にかかるお金を旅行など別のことに使いたい」(東京都・41歳・女性)
「派手な出費は避けたい」(高知県・46歳・男性)
「お金に余裕がないし、疎遠になってる友達も多い為」(北海道・32歳・女性)
「ウェディングドレスは着たいが、大勢の人に見てもらいたいとは思わない」(東京都・30歳・女性)
「元々あまり興味がない」(兵庫県・42歳・女性)
「コロナ禍で、今後の生活様式のひとつとして控えたほうがよいと感じるから」(東京都・36歳・男性)

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