東京オリンピックの3日目、男子サッカー・グループリーグA組第2節が行われ、我らがU-24日本代表が強豪のU-24メキシコ代表を2-1で降し、勝利を収めました。

メキシコは2012年のロンドン大会にて準決勝で日本を敗り、金メダルを獲得し、今大会も優勝候補に名を上げられる強敵ですが、日本は前半6分、右サイドからのクロスボールに久保建英選手が左足で合わせ、幸先よく先制すると、前半11分にペナルティーエリア内で相馬勇紀選手が倒されてペナルティーキックを獲得。これを堂安律選手がしっかり決め、2対0としました。

前半を2点リードで折り返すと、後半23分にメキシコの選手がレッドカードで退場し、日本の数的優位となりました。しかし、数的優位を感じさせないメキシコの猛攻に耐える時間が長くなってくると、後半40分に、メキシコにフリーキックを直接決められて1点を返されてしまいました。

その後も、メキシコの猛攻を受けましたが、GKの谷晃生のスーパーセーブなどで、なんとか凌ぎ、2-1でメキシコに勝利しました。

予選リーグ2連勝を飾った我らが日本代表ですが、まだ決勝トーナメント進出とはなりません。最終戦で3チームが勝ち点6で並ぶ状況も考えられるからです。

同日に行われたグループAのもう1試合では、フランスが南アフリカに4-3で勝利。
この結果、2試合を終えて順位は下記の通りです。

1位　日本　　　　勝ち点6（得失点差＋2）
2位　メキシコ　　勝ち点3（得失点差＋2）
3位　フランス　　勝ち点3（得失点差－2）
4位　南アフリカ　勝ち点0（得失点差－2）

28日に行われるグループ最終節の試合にて、日本がフランスに勝つか引き分けるかで、グループ首位が確定し、決勝トーナメントに進出がきまりますが、敗れた場合はフランスに勝ち点で並ばれます。もう一試合のメキシコが勝利する可能性も高いので、この場合、日本・メキシコ・フランスの3チームが勝ち点6で並び、この場合、得失点差で順位が決まります。

仮に1点差での敗戦であれば、まだ日本の得失点差がフランスを上回りますが、2点差で敗れた場合は得失点差も並び、総得点の差でフランスが日本の成績を上回ることになってしまいます。

日本はフランスに1点差までの敗戦なら、メキシコの結果にかかわらずグループ2位以内を確定させることが出来ますが、ここはしっかりフランスに勝って、決勝トーナメント進出を決めたいですね！！

フランスは初戦のメキシコ戦を1-4で落とした後、南アフリカ戦を打ち合いの末、4-3で勝利しました。実は今大会を参加拒否する選手やクラブがあり、ベストメンバーとは言えない状況なので、チャンスなんです。しっかり勝ち点3を獲得して、グループ首位を決めましょう！