サッカー南米選手権、アルゼンチンがブラジルを破り優勝!
サッカーの南米選手権の決勝10日にリオデジャネイロで行われ、アルゼンチンが開催国で連覇を狙ったブラジルを1―0で破り、93年以来11大会ぶり15度目の優勝を飾りました。
サッカー南米選手権「コパ・アメリカ」
今年のサッカーの南米選手権である「コパ・アメリカ」は、コロンビアとアルゼンチンの共催で開かれる予定でしたが、国内の政治情勢や新型コロナウイルスの感染状況を理由に両国が開催を辞退したため、急きょブラジルでの開催となり、6月13日に開幕しました。
決勝は、準決勝で前回大会決勝の再現となったペルー戦を制した開催国で連覇を狙うブラジルと、PK戦の末にコロンビアを破ったアルゼンチンとの一戦となりました。
アルゼンチンがブラジルを0-1で破る!
試合は、立ち上がりからネイマールを擁する開催国のブラジルが攻勢をかける中、アルゼンチンが隙を突きました。前半22分、自陣からのロングパスにディ・マリアが走り込み、ペナルティエリア内に進入。左足でループシュートを放つと、飛び出したGKの頭上を越え、無人のゴールに吸い込まれ、アルゼンチンが先制。
攻撃のリズムをつかんだアルゼンチンは、リオネル・メッシを中心に相手ゴールを襲うも追加点を奪うことはできず、1-0で前半終了となった。
追いかけるブラジルは後半7分、ペナルティーエリア内に切れ込んだリシャルリソンがネットを揺らすも、オフサイドで得点は認められず。その後も猛攻を仕掛けたが、0-1でタイムアップを迎え、連覇は叶わなかった。
メッシ、アルゼンチンA代表で涙の初戴冠!
意外に思うかもですが、サッカーのタイトルを総なめにしているイメージのあるあるメッシですが、これがA代表では初の戴冠。バルセロナで欧州CL4回、クラブW杯3回など多くのタイトルを獲得してきたものの、「代表で勝てない男」というレッテルも貼られていましたが、2005年のアルゼンチン代表デビューから17年目、歴代最多を更新する151試合目の出場でのA代表優勝となりました。
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