はじめに

みなさんはトラックマンをご存じでしょうか?
言葉は聞いたことはある方もいるかもしれませんね。
このトラックマンはどのように使われるのでしょうか。
今回は野球やゴルフで使われるトラックマンについて
少しですが紹介したいと思います。

トラックマン

トラックマンとは、デンマークのTRACKMAN社が開発した弾道測定機器のこと。

軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用した製品で、専用のレーダーによってボールをトラッキング(追尾)することができる。

特にゴルフで活用されていたトラックマンだが、日本プロ野球でも導入している球団が増えてきており、よく名前を聞くようになった。

トラックマンでは、ボールをトラッキングし、あらゆるデータを取得できる。

いろんなデータを

投球データの場合は、リリースポイントの位置・球速・回転数(回転速度)・ボールの変化の大きさ・ホームベース到達時のボールの位置など。打撃データの場合は、打球の速度・角度・飛距離などだ。

実際には40データほど計測できるといい、各球団はこういったデータをチームの強化や戦略に活用している。

また、MLB(メジャーリーグ)における、トラックマンや複数の光学高精細カメラを駆使し、グラウンド上の選手やボールの位置などのデータを記録・数値化するシステムのことを「スタットキャスト」といい、トラックマンのデータはスタットキャストの一部といえる。

メジャーリーグでは、すでに全球団30の球場にトラックマンが導入されており、日々様々なデータが計測されている。

出典:YouTube

審判の技術向上にも

NPB公式サイトによれば、「プロ野球各球場に設置されたトラックマンにて取得されたデータを活用することにより、審判員技術向上に取り組む」としており、リクエストなどのビデオ判定の導入に続いて、最新システムによる審判の技術向上を通じてプロ野球界がさらに盛り上がっていくことが期待される。

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