リースとレンタルの違いとは?
オフィスの設備をすべて購入すると、多額のコストがかかります。レンタルやリースを導入すれば、初期のコストを抑えて設備の導入が可能です。
はじめに
みなさんはリースとレンタルの違いをご存じでしょうか?
両方借りる事のイメージはあるかと思いますが、
実際のところどうなんでしょうか。
今回はそんなリースとレンタルの違いについて紹介したいと思います。
リース
◆契約期間・中長期
◆対象商品・借手が指定した商品をリース会社が新規購入
◆中途解約・不可
◆物件の所有権・リース会社
◆保守・修繕義務・ユーザー
◆料金 ・物件価格×リース料率(レンタルより割安)
◆契約期間終了後・返却または再リース
■リースの仕組み
ユーザーが希望した物件を、リース会社が一括購入して貸し出す。
■リースの流れ
ユーザーがリースを受ける物件を選定したあとに、リース会社に申し込みを行う。
1.リースを受ける物件の選定
2.リースの申し込み
3.リース契約の締結
4.リース物件の売買契約の締結
5.リースを受ける設備の搬入
6.リース料の支払い・リースの開始
7.物件代金の支払い
8.リース物件の保守契約の締結
レンタル
◆契約期間・短期
◆対象商品・レンタル会社保有の在庫から賃借
◆中途解約・可能
◆物件の所有権・レンタル会社
◆保守・修繕義務・レンタル会社
◆料金 ・一定の料金設定
◆契約期間終了後・返却または契約延長
■レンタルの仕組み
期間に合わせてレンタル会社の在庫品から貸し出される。
■レンタルの流れ
レンタルを見込めそうな物件を中心にレンタル会社が事前に物件を購入し、保有物件の中からユーザーが選択してレンタルする。
メリットとデメリット
◆リース
・リース料金は経費にできる
少額のリース取引や中小企業の所有権移転外ファイナンスリースの場合は、リース料金を賃貸借処理して、リース料金全額を経費として処理できます。
最新の設備を利用できる
リース契約では希望の新品機種をメーカーのラインナップから選ぶことができます。リース期間ごとに買い替えすれば最新技術を搭載した機種を利用することも可能です。
資金の効率的運用ができる
リースで設備を導入すれば費用は毎月のリース料支払いだけで済みます。一度に多額の購入資金が必要になることがなく、資金を効率的に運用ができます。
・リースのデメリット
契約期間が終われば返却する必要がある
リース契約終了後は返却が必要となります。延長して借りる場合には、低価格の再リース料を支払って、リース契約を更新することになります。
中途解約ができない
リース会社はメーカーから物件を一括購入し、ユーザーに貸し出ししています。リース会社は購入時の費用の全額の回収を予定しているため、中途解約はできません。
保守・修繕の義務がある
リースはユーザが物件の保守修繕義務を負い、別途保守会社との間で保守契約を締結することになります。機器のメンテナンスなどのための維持費が必要です。
◆レンタル
・短期で物件を借りられる
リース契約や購入の場合と異なり、短期で必要な期間だけ物件を借りることができます。使用後は返却となるため、保管場所も不要です。
事務手続きが必要ない
減価償却などの煩雑な事務手続きが不要になります。ユーザー側はレンタル料金の支払い管理だけで済み、事務処理の手間が削減できます。
保守・修繕の義務がない
リースと異なり、レンタルでは保守・修繕の義務がありません。保守・修繕の義務はレンタル会社が負うことになります。
中途解約が可能
レンタルでは、不要になったら基本的には中途解約ができます。しかしなかには中途解約ができないものや違約金が発生するものがあるので注意が必要です。
・レンタルのデメリット
選択肢が少ない
すでにレンタル会社が所有している物件から選択するため、購入やリースと比べると選択肢は多くありません。
割高になる場合がある
レンタルは短期で借りる場合には割安になる一方で、中長期で使用する場合には購入やリースに比べて割高になる場合があります。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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