はじめに

今回はフクロウについて紹介したいと思います。
みなさんはフクロウと言えばどんなイメージでしょうか。
夜に行動するイメージはありますよね。
他には何があるのでしょうか。

フクロウ

フクロウは、フクロウ科フクロウ属の鳥です。

英語ではUral owlと呼びますが、その名のとおりウラル山脈を含むユーラシア大陸の北部一帯と、日本に生息しています。

日本では九州より北に分布し、本州北のフクロウ、本州南のモミヤマフクロウ、北海道に生息するエゾフクロウ、四国や九州などに生息するキュウシュウフクロウがいます。

エゾフクロウはフクロウとは別種という意見もあり、将来は分類が変わるかもしれません。

温帯から亜寒帯の地域を好み、平地から亜高山地帯まで広く分布します。

森だけでなく里山など農耕地や草原、大木が揃った大きな公園、ご神木がある神社まで、様々な場所に適応します。

特徴

大きさはハシボソガラスとほぼ同じくらいで、くちばしの先からしっぽの先まで50~62cm、翼を広げると94~110cmほど。

日本で生息するフクロウの中では大きなほうで、数が最も多いのが特徴です。(山形県ではモミヤマフクロウは絶滅危惧1B類)

夜行性なのであまり人目に付きませんが、昼間でも木の穴に潜って眠そうにしている姿や、カラスに追い立てられている姿を見ることもあります。

ワシタカ類と同じく、雄より雌のほうが大きいのが特徴です。

◆顔や目
顔は平たく、丸い頭をしています。

鳥類は一般的に顔が長く、目が顔の横に付いていますが、これは視野を広くして外敵を察知しやすくするためです。

ほ乳類でも、馬などの草食動物は同じ作りをしています。

フクロウは狩猟動物なので、ライオンなどと同じく顔の中央付近に目が並んでいます。

両眼でものを見るため、視野は狭くなりますが遠近などの距離は見定めることができます。

夜のわずかな光を捉えるために眼は丸く大きく、眼の色は黒いのが特徴です。人間に近い顔つきなので、夜間に活動する鳥なのに人間に親しまれる傾向があります。
しかし、人間と異なりフクロウの眼球は動かすことはできません。その代わりに首がよく回り、180度に回転することができます。

最後に

今回はフクロウについて紹介しました。
特徴を少しでも知ってフクロウを見に行ってみてはいかがでしょうか?

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