寝る時間はしっかり確保しよう!「寝不足」が引き起こす様々な悪影響
「寝不足」が身体に悪いのはご存じだと思いますが、実際どんな悪影響があるのでしょうか?
「寝不足」とは
「寝不足」は、十分な睡眠がとれていないことを指します。睡眠時間が長く確保できていたとしても、質の良い睡眠がとれていなければ寝不足でないとは言い切れないようです。
寝不足になると日中に眠くなるだけでなく、頭がぼーっとしたり、疲れを感じたりします。脳が酸欠状態を解消できずに頭痛がしたり、体の機能が低下することで吐き気やめまいが起こったりとさまざまな症状が起こります。
「寝不足」が引き起こす身体への悪影響
様々な病気の原因に!
不安や苛立ちから寝不足になった場合、それが続くとうつ病に発展するケースもあります。睡眠不足よりも根本的な不安や悩みを解消することが大切ですが、逆に睡眠不足を改善できれば不安を解消することに繋がります。また、睡眠不足になると脳の記憶を司る海馬が縮小し、記憶力を低下させる原因に。これが悪化するとアルツハイマー型認知症になる可能性もあるため、早めの対処が必要です。また砂糖のとりすぎや食べ過ぎで肥満が悪化すると、生活習慣病になるリスクも高まります。糖尿病や脂質異常症、高血圧になれば他のさまざまな病気の引き金にもなるため、こういった原因をなるべく作らないためにも睡眠は大切なのです。
思考能力の低下!
睡眠不足はお酒を飲んで酔っ払った状態に似ているといわれています。特に聞く、理解する、話すといった一連の思考プロセスのスピードを極端に低下させ、仕事や学習に支障をきたすので問題です。起きているとき、脳は神経活動の最中に有害なプロテインを生産します。この有害なプロテインは眠っている間にしか除去できないため、睡眠不足になると脳細胞の中に余計なものが蓄積され、思考力が損なわれてしまうことになるのです。
肥満になる!
睡眠不足は甘いものが欲しくなりがちで、これにより肥満になりやすくなります。それだけでなく、消費カロリーが燃焼しにくくなることで糖質の代謝と食物摂取のコントロールがしにくくなることも問題です。また、寝不足になると食欲を刺激するホルモン「グレリン」の分泌が増えて空腹感が強くなる一方で、満腹感を得られるホルモン「レプチン」は減少するため、なかなか満腹感を得ることができません。1日に眠る時間が6時間未満の人は、7〜9時間寝る人に比べ30%も肥満になる確率が高まるというデータもあります。
理想的な「睡眠時間」は
理想的な睡眠時間には個人差がありますが、7時間を目標にするとよいでしょう。睡眠時間を確保することは心身の疲労回復をするためにはとても重要です。寝ている間に成長ホルモンが分泌され疲れをとったり、その日学習したことを脳に定着させたりする効果が期待できます。
また、深い眠りにつくことで疲労回復物質が分泌され、ストレス解消にも繋がります。睡眠不足が長く続けば続くほど解消が難しくなるため、なるべく早めの解消を心がけることが重要です。
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