太りやすくなったのは「代謝」のせい?

昔と比べて太りやすくなったとか、食べる量は減ったのに太ってきた、、、と言う方、もしかしたら、それって「代謝」の低下が原因かもしれません。「代謝」は、筋肉量、運動、食事後の体温上昇の3つの要因でエネルギーを消費しているそうですが、「代謝」が低下すると、太りやすくなるのはもちろん、肥満や生活習慣病を引き起こすリスクもあるんです。

代謝を上げるためには、運動をするべきですが、運動が苦手、もしくは運動する時間がないという方には、食事で代謝を上げるのも、一つの方法になるんです。

食事で代謝を上げるにはバランスよく食べることが大事!

食事で「代謝」を上げるには、多くの食品をバランス良く食べることが重要です。ご飯やパンなどの主食はもちろんのこと、野菜、果物、きのこ類、肉、魚・海藻類、乳製品、ナッツ類など、なるべく多くの品目を摂取するようにしましょう。三大栄養素はエネルギー源となる重要な栄養素ですし、これらの代謝を促す栄養素も必要となるからです。

代謝には、筋肉量が関係する「基礎代謝」、運動や日常生活の動きによる「身体活動」、栄養の消化吸収により、体内に熱を生じさせて体温を上げる「食事誘導熱生産(DTI)」の3つがあり、代謝が上がる食べ物を摂ることで、食事誘導熱生産(DTI)の働きが高まるそうです。これにより、脂肪を燃焼する褐色脂肪細が活性化されて体温が上昇し、その結果、エネルギー消費量をアップすることができるんです。

代謝をあげる「唐辛子」

「唐辛子」といえば、辛み成分のカプサイシンが真っ先に思い浮かびますが、このカプサイシンが正に「食事誘導熱生産」の働きを促します。辛み成分の刺激が交感神経を活性化するため、褐色脂肪細の働きを高めることができます。

寒がりや冷え性は内臓の働きが低下するため、代謝が下がると言われています。唐辛子のようなカラダを温める食材を積極的に食べることで、熱生産が高まり代謝を上げることができます。この他にも、唐辛子には食欲増進や、発汗作用による美肌効果も期待されています。

代謝を上げる「生姜」

身体を温め、冷え性対策にもオススメの「生姜」は、独特なさわやかな香りとピリッとした辛みが特徴的で、ジンゲロールやショウガオール、ジンゲロンなどの辛みや香り成分が含まれています。

代謝を上げる作用は、香りによる刺激も関係しています。生姜の辛みや香り成分が交感神経を刺激して、熱生産を高めるためカラダが温まります。また、ジンゲロールとジンゲロンは熱を加えると増えるので、生姜は加熱調理がおすすめです。生姜は、代謝を上げるだけでなく、抗菌作用や免疫力アップ、老化予防にも有効として注目される食材です。

代謝を上げる「にんにく」

「にんにく」が代謝を上げるのに効果的なのは、にんにくの香り成分アリシンによるものです。にんにくに含まれるアリシンなどのイオウ化合物が、熱生産を高めるため消費カロリーをアップします。

にんにくのアリシンは、細胞を壊す過程でアイリンという成分から発生するので、刻んだりすりつぶして食べるのがより効果的です。加熱のしすぎや水にさらし続けると、効果がなくなるため調理過程では注意が必要です。

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