知っていましたか?ニキビはできる位置によって原因が違うそうです。
夏は紫外線が活性酸素を発生させて、炎症につながるそうです。また、汗をかいたまま長時間放置するとにきびの悪化につながります。今回はニキビのできる位置別原因や対処法をまとめました。
ニキビの種類
ニキビの種類は見た目の色味で、白、黒、赤、黄ニキビなどに分かれているそうです。
① 白ニキビ
毛穴に皮脂がつまり、ニキビ菌が増えている状況です。
② 黒ニキビ
毛穴に詰まった皮脂が、酸化して黒くなってしまった状態です。
③ 赤ニキビ
毛穴の中でニキビ菌が増えて、炎症を生じた状態です。
④ 黄ニキビ
赤ニキビの炎症が悪化して、膿の状態になっているニキビです。
ニキビができる原因
ニキビ菌は、肌を弱酸性に保って守る働きのひとつです。皮脂をえさとして生息していますが、毛穴がつまると皮脂が外に排出されず増えてしまい、ニキビ菌も増殖します。そうすると皮膚常在菌のバランスが崩れて、ニキビができてしまいます。思春期のニキビは、清潔にして洗顔していれば症状が軽くなり良くなることも多いです。しかし、大人ニキビの場合は、ホルモンバランスの乱れにより肌の代謝が悪くなり、ターンオーバーが遅くなります。すると古い角質の蓄積や肌の乾燥を助長するので、毛穴がつまりやすくニキビになってしまうのです。
ニキビのできる位置別、原因と対処法
① おでこ・こめかみ
原因: 皮脂の分泌量が多く汚れやすいのと、髪の毛などが触れる機会も多いため、思春期のニキビができやすいところです。
対処法: 皮脂分泌が多いところなので、清潔にしながら角質が詰まらないようにすること。
② 鼻
原因: 白ニキビや鼻の黒ずみをもたらし、なかなか詰まった状態を治すことが難しい部位です。
対処法: 指で押したりせずに、鼻の炭酸パックなどで皮脂を浮かせてとるのがオススメです。
③ 頬
原因: 面積が広く、炎症を起こしやすい。赤く腫れあがったニキビができやすい場所です。
対処法: 赤ニキビから黄ニキビになりやすいところなので、ニキビ跡にならないように指でつぶしたりしないようにしましょう。
④ あご
原因: 過剰なストレスや生活習慣の乱れによって、ホルモンバランスが崩れることが原因です。
対処法: ホルモンバランスを整えるために、規則正しい生活リズムで、ストレスをなくすことや食生活を見直すことが大事。
⑤ 背中
原因: 皮脂や汗の分泌が多く、皮膚の角質層が厚いところです。衣服の影響で蒸れやすく、ニキビが発生しやすい環境にあります。
対処法: 皮脂の分泌が多いからといってゴシゴシこするのではなく、やさしく角質を除去することが大切です。
夏は紫外線が活性酸素を発生させて、炎症につながるそうです。また、汗をかいたまま長時間放置するとにきびの悪化につながります。いずれの季節もストレスをためず、紫外線対策や適度な洗顔で肌の清潔を心がけましょう。
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