熱中症対策に「スイカ」!

「スイカ」は実は熱中症対策にピッタリなんです。熱中症予防には水分補給が重要ですが、水を飲む代わりにスイカを食べれば、汗で失われた水分やミネラル分を効果的に採ることができます。「スイカ」は約90%が水分と言われるほど水分が豊富な上、糖分やカリウム・カルシウムなどのミネラル分、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が含まれているので、スポーツドリンクと同じような効果が期待できるのです。

夏バテの身体にも「スイカ」!

また「スイカ」の糖分は果糖とブドウ糖で、すぐに吸収されてエネルギーに変わるため、食欲がない時の栄養補給にも最適なんです。疲労回復に役立つミネラル分やビタミン類も豊富に含まれているので、暑さや夏バテで疲れた身体にも適しています。夏にスイカを食べるのは、栄養学的にも理にかなっているんです。

実の部分以外も栄養が豊富!

また「スイカ」には、シトルリンというアミノ酸の一種が含まれています。シトルリンは血管を拡張させて血流を改善するとともに、体内に発生した活性酸素を分解し、アンモニアを無害な尿素に変えて排泄を促す働きがあります。加えて、スイカに豊富に含まれるカリウムは、余分なナトリウムの排出を促して利尿作用を高めることから、ナトリウムのとりすぎによる、むくみの改善にも役立ちます。

このシトルリンは赤い果肉よりも白い部分に多く含まれているので、捨てるのは勿体ないんです。いろいろな料理に活用して、無駄なく栄養をいただきましょう。外側の緑色の皮をむいて白い部分をお漬物にしたり、薄切りにしてサラダや炒め物にしたり、お味噌汁の具にしたり、アレンジ次第で美味しく食べられます。

また、種にもリノール酸やカリウム、脂質やたんぱく質が多く含まれています。中国では干したスイカの種を炒って、塩やしょう油などで味付けし、殻を割って中身を食べるそう。お酒のツマミやお菓子として、ごく一般的に食べられています。

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