「カフェイン」の眠気や疲労感を抑制する効果!

「カフェイン」は身体活動を活発にサポートする成分です。一般的にコーヒー豆や茶葉、カカオなどに含有されていることから、これらを主な原料とする食品や飲料は、必然的にカフェインの量が多くなります。カフェインが私たちの身体にもたらす代表的な効果・効能は、眠気を抑制する覚醒作用、疲労感を減少・抑制する興奮作用、身体の血流を促す血管拡張作用、老廃物の排出を促す利尿作用などがあります。これら以外にも、認知症の最大の原因とされるアルツハイマー病や、手足の震えや筋肉の硬直によって身体の動きに障害が現れるパーキンソン病の予防に効果・効能がある可能性も示唆されています。

「カフェイン」といえば、眠気を抑えるものと捉われがちですが、日常生活で高いパフォーマンスを発揮するためのサポートをしてくれる成分なんです。

「カフェイン」の過剰摂取には注意しましょう!

気をつけておきたいのは、カフェインはいろいろなもの含まれていることです。コーヒー、紅茶、緑茶、抹茶、エナジードリンクの他、ガム、サプリメント、医薬品などにも添加されており、知らないうちにカフェインを摂取している場合もあるんです。

「カフェイン」を過剰摂取すると、めまいや吐き気、下痢といった症状をはじめ、興奮や不安などの精神症状を引き起こす場合があります。こうした症状が現れたときは、ただちにコーヒーの飲用を中止し、医療機関で受診するようにしてください。

「カフェイン」を抑えたいときは

コーヒーを飲みたいけど、カフェインを控えたいのであれな、、カフェインを含まない、もしくは少ない飲み物を選びましょう。“カフェインレス”“デカフェ”“カフェインフリー”“ノンカフェ”など、呼び名はいろいろありますが、実はそれぞれ含有量が違うんです。

“カフェインレス”は、カフェインを90%以上取り除いたもので、“デカフェ”“カフェインフリー”は、カフェインを取り除いた飲み物全般のことを指します。“ノンカフェイン”にはカフェインが一切含まれませんが、“カフェインレス”や“デカフェ”“カフェインフリー”には微量のカフェインが含まれます。

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