1年365日。
365日を12の月に分けているこの世界。

その12の月にはそれぞれ誕生石といわれるものがあります。
女性ですと、自分の誕生月と同じ誕生石をプレゼントされた事があったりなどで、
把握されている方も多いとは思いますが、すべての月の誕生石を把握している方は少ないと思います。
ここでは1月の誕生石のガーネットを少し紹介したいと思います。

ガーネットの名前の由来と宝石言葉

1月誕生石のガーネット。
ガーネットと言われると、私は元NBAのスーパースター、ケビン・ガーネットが頭に浮かびます。

それはどうでもよく、ガーネットはザクロの種にその色が似ていることから、ラテン語で「種」を意味する「グラナタス」にちなんでガーネットと名づけられました。

ガーネットの宝石言葉には、「真実」「情熱」「友愛」「繁栄」「実り」などがあります。変わらない愛情や変わらない友情、忠実さなど多くの意味を持つ宝石です。

このガーネットを知っている殆どの人は、紅のジェムストーンを思い浮かべると思います。
しかし、ガーネットには多くの種類があり(商品名や歴史上の名前も含めると、現在知られているだけで38のガーネットの名前があります)、バラエティ豊かな色合いですので、どんな趣味の人にも必ずぴったりのものが見つかり、流行の移り変わりにも十分対応できる、素晴らしい宝石ですね。

ガーネットの伝説

ガーネットは、古くから世界各地で『神聖な石』として崇められ大切に扱われてきたといわれています。
大々的に使われ始めたのは、ヘレニズム時代。
中央アジアまで東方遠征したアレキサンダー大王は、インド産のガーネットを自国まで持ち帰ったといわれています。

ローマ時代になりガーネットの人気は衰退したのですが、中世期になり、パイロープと呼ばれる血のように真っ赤なガーネットの発見により、ふたたび人々に愛好されたと伝えられています。

古代エジプトでは、特別な彫刻を施したガーネットを強力な護符として崇め、ユダヤ教の祭司は、真理を得る石として身につけていたといわれます。

中世ヨーロッパ時代ではこの石が示す赤色が『一族の血の結束』を表すとして王家の紋章として尊ばれてきました。

1月の誕生石としても有名なガーネットですが、『信頼と愛の石』としてロマンティックな伝承が残されている石でもあります。

まとめ

『赤の宝石』となると『ルビー』となりますが、ガーネットも捨てたものではありません。ガーネット特有の澄み切った濃い赤はルビーとは一味違った趣を醸し出します。

またガーネットにはコツコツと積み上げてきた努力を、成果として実らせるパワーがあるといわれています。
これから入試や試験を迎える方や、何かを成し得るために頑張っている時にお守りとして身に付けると良いかもしれませんね。
1月の誕生石のガーネットではありますが、皆さんにお薦めの宝石の一つです。

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