家庭の必需品「ソース」とは

調理使われる「ソース」は、大きく分けて2つあり、ひとつは、料理を作る際の、ホワイトソースや、トマトソースなどの調味料としてのソースで、調理の基本要素でもあります。そして、もうひとつが「ウスターソース」で、一般的にイメージするソースがこちらです。名前の由来は、イギリスのウスターシャー州ウスターで生まれたことからきているそうです。

日本に伝わったのは明治18年ころ。「洋式醤油」と呼ばれるようになり、次第に普及していったそうです。

ちなみに「ソース」は、JAS(日本農林規格)によって明確に「ウスターソース類」として定められています。まず、野菜もしくは果実の搾汁、煮出汁、ピューレー又はこれらを濃縮したものに砂糖類(砂糖、糖みつ及び糖類)、食酢、食塩及び香辛料を加えて調製したものを、でん粉、調味料等を加えて調製したもの、これをウスターソースとしています。

「ウスターソース」に「中濃ソース」、、、なにが違うの?

そのソースも、スーパーでいろいろ販売されています。中濃ソース、ウスターソース、トンカツソースなどですね。この違いは「ソース」の粘度にあるそうです。

簡単に説明すると、最も粘度がなくサラッとした「ウスターソース」、最も粘度が高くドロッとしているのがトンカツソースなどの「濃厚ソース」、その中間が少しとろみのある「中濃ソース」です。

関東と関西では、好まれる「ソース」が異なる!

関東では、「中濃ソース」が好まれる傾向があるらしく、消費量が高くなっていて、関東を含む東日本ではブルドックソースが圧倒的に強いそうです。

これに対し、関西では「ウスターソース」が主流。関西は粉もん文化に加え、いろいろな料理にソースを使用するため、スーパーなどでは様々な会社のソースが並んでいて、お好み焼きソース、串カツソース、焼きそばソース、どろソースなど、たくさんの種類があるそうです。

ちなみに、この中間である中京圏では、「濃口ソース」という、ウスターソースの味わいを濃くしたものが広く使われているそうです。

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