“飲む点滴”と呼ばれるほど栄養豊富な「甘酒」

「甘酒」は、ヨーグルトや納豆、味噌などと同じように発酵を利用して作られた伝統的な日本の食品で、ビタミン類に必須アミノ酸といった人間に不可欠な物質を含んでいます。江戸時代には、滋養強壮の飲み物として庶民に親しまれていたそうです。

「甘酒」は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、オリゴ糖、食物繊維、システイン、アルギニン、グルタミン、ブドウ糖などが含まれており、これらの成分が点滴の成分と類似している事から“飲む点滴”と呼ばれているほど栄養が豊富なんです。

近年は美容効果が話題の「甘酒」

近年は特に、「甘酒」に美容効果があることが話題となりました。継続して飲むことで、皮膚の表面温度が上昇し、目の下のクマが改善したり、皮脂の抑制効果も確認でき、ニキビを減らすなどの美肌効果も期待できるそうです。

ブドウ糖、ビタミンB1、B2、B6、天然の必須アミノ酸が多くふくまれていて、これが美肌を作り、血流をアップするといわれており、婦人科系のトラブル解消や疲労回復にも効果が期待できるとして注目されています。また、食物繊維やオリゴ糖など、腸内環境を整えて免疫力をアップさせる働きが期待できるんです。

ダイエット効果や、疲労回復効果も!

「甘酒」には、脂肪や糖分をエネルギーに変換する働きを持っているパントテン酸やビタミンB2が含まれていて、余分な脂肪や糖が身体に溜め込まれるのを防いだり、すでにある脂肪の燃焼も助けてダイエットをサポートしてくれます。その消化酵素は栄養分を小さく切り分ける働きを担っているので、胃腸の負担を和らげて健康的な食生活も助けてくれます。食物繊維で便秘も解消、一石二鳥、三鳥のダイエット効果的なんです。

加えて、滋養強壮の効果が高く、ブドウ糖やオリゴ糖が疲労を回復し、新陳代謝を高めて免疫力アップにも繋がるんです。

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