ハイブランドってなんであんなに高いんでしょうか?フランス生まれのハイブランドをご紹介!part①
今や日本でも定番のハイブランドの数々。1つ買うのにも何万円と払わないと手に入れることも出来ませんよね。少しずつですが、ハイブランドの歴史をご紹介していきます。
LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン
1821年創業という最も古い歴史を持つブランドの一つ、ルイ・ヴィトン。日本で特に人気のあるブランドであり、ヴィトンの象徴でもあるモノグラムのバッグを町で見かけない日はないといっていいくらい日本国民から愛されています。他にも市松模様のダミエや無地のエピなどのシリーズも根強いファンに支持されています。近年では、日本人アーティスト、村上隆とコラボレーションしたポップなプリントのスカーフやバッグシリーズも話題に。
マドンナやスカーレット・ヨハンソンといった有名歌手や女優を使った広告キャンペーンも、毎シーズン注目の的。
1998年よりクリエイティブ・ディレクターを務めていたマーク・ジェイコブズに代わり、2014年からはバレンシアガのデザイナーであった二コラ・ジェスキエールがクリエイティブ・ディレクターを務めており、店舗はシャンゼリゼ通りに本店を構える他、パリ市内に7店舗を展開しています。
HERMES エルメス
1837年、馬具職人ティエリ・エルメスが、バス・デュ・ランパール通り56番地に馬具工房を開いたのがはじまり。馬具からスタートしているブランドなので皮革製品を得意としており、職人の手によって丁寧に作り上げられたバッグや革製品は、希少価値も相まって入手困難なプレミア商品として知られています。
特に女優の名前を冠し、その女優自身も愛用しているというバーキン(ジェーン・バーキン)、ケリー(故モナコ王妃、グレース・ケリー)などの高級バッグは世界中の女性の憧れ。デザインの種類が豊富なシルクのスカーフも人気があり、プレタポルテも展開しています。
2015年秋冬シーズンよりナデージュ・ヴァンへ=シビュルスキーがアーティスティック・ディレクターを務めており、マドレーヌ広場近くのフォーブル・サントノレ通りに店を構える他、パリ市内に3店舗を展開中。
Cartier カルティエ
1847年ルイ・フランソワ・カルティエが、師匠アドルフ・ピカールからパリのモントルグイユ29番地のジュエリーアトリエを引き継いだことがブランドの始まり。
最初の腕時計タイプの女性用ジュエリーウォッチを製作し、以降、各国の要人の御用達店となります。時計、アクセサリー、ライターが主力商品ですが、ローマ数字の文字盤と四角い形が特徴のタンクウォッチ、ゴールドの3連リングが特に知られています。
15区にビートたけしの展覧会を開催したカルティエ現代美術財団を設立し、アーティストの支援といった企業メセナ活動も盛んに行っているブランドとしても有名。
フランスのみならず世界中の高級宝飾店が集まる場所として知られるヴァンドーム広場に店を構える他、パリ市内に8店舗を展開しています。
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